
心不全患者にCOVID-19について伝えたいこと
基礎疾患がある人がCOVID-19に罹ると重症化しやすいと言われる。心臓病、特に心不全はその一つだ。心不全で見られる咳と息ぐるしさは、COVID-19でも現れる症状だ。感染予防の徹底に加え、その症状の変化に気づくことと、その際の対処法などをまとめた。
基礎疾患がある人がCOVID-19に罹ると重症化しやすいと言われる。心臓病、特に心不全はその一つだ。心不全で見られる咳と息ぐるしさは、COVID-19でも現れる症状だ。感染予防の徹底に加え、その症状の変化に気づくことと、その際の対処法などをまとめた。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を救おうと日々奮闘する医療従事者に感謝の声があがっている。一方で、誹謗中傷する声もあり、医療従事者は心身ともに疲弊している。燃え尽きないためのサポートになればと考え、推奨されるメンタルケアを紹介する。
医師や看護師がCOVID-19に感染したことが連日報じられている。院内感染につながるケースも多く、現時点で起きているCOVID-19の院内感染では、発端者の30%が医療関係者とのこと。新たに発表された「医療関係者の感染予防策」のポイントを紹介する。
「クラスター」「オーバーシュート」など、新型コロナウイルス感染症をめぐり聞きなれないカタカナ語が飛び交っている。感染拡大を阻止するために個々に適正な行動を促すには、「何を言っているのか分からない」では困る。主なカタカナ語の意味するところをまとめてみた。
これまで保険適用は入院患者に限られていた尿道留置カテーテル抜去後の排尿自立支援が、2020年度診療報酬改定により、退院後も外来で継続可能となった。所定の研修を修了した看護師を含む排尿ケアチームによる包括的ケアであること等、その要件をまとめた。
寝室に木製の家具を置くなどすると、精神的な安らぎが得られ、不眠症状の改善効果が期待できることを実証した研究を紹介する。同時に、改築や引っ越し、リフォームなどをしなくても、木材や木質材料に囲まれた睡眠環境をつくるヒント、また森林浴についても書いてみた。
「遠隔医療」とか「オンライン診療」とか、看護領域では「テレナーシング」といった表現もあり、混乱している方も少なくないようだ。その辺はどう整理されているのか、ニーズが高まっているオンライン映像を介しての医療・ケアサービスについて、まとめてみた。
普及が進まないオンライン診療が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い注目を集めている。感染すると重症化しやすい慢性疾患患者の受診での感染源接触リスクを防ごうと、定時処方のオンライン診療・服薬指導について、手続きが簡略化され、利用しやすくなっているという話を。
糖尿病は患者もしくは予備軍が多い。加えて合併症が多岐に及ぶため、診療科の別なくあらゆる現場で糖尿病に関する知識が求められる。患者からの思わぬ質問にも的確に対応できるようにと、日本糖尿病療養指導士による指導用パンフレット「療養指導ツール」を紹介する。
新型コロナウイルスの感染拡大が進むなか、政府は、感染者が増加した際は、感染が疑われる人や軽症者は自宅での安静・療養を原則とする方針を打ち出している。その際の家庭内感染対策が、日本環境感染学会によりまとめられた。8つのポイントから成るその概要を紹介する。
「治療と仕事の両立」の実現に向け、2018年度診療報酬改定で新設された「療養・就労両立支援指導料」だが、対象ががん患者に限られ、算定要件が厳しいとのネックがあった。2020年度改定では対象疾患が拡大され、算定要件が大幅に緩和されていることを紹介する
がん治療による脱毛や肌への色素沈着など、アピアランス(外見)の変化に悩むのは女性だけではない。男性も黙って悩んでいるのだが、仕事に影響する例も多い。そんな悩みの解決に役立つようにと「NO HOW TO」と題するガイドブックが公開された。その紹介を。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。このまま感染者が増え続けると、一般の医療機関でも感染者対応が求められることに。その想定の元、日本環境感染学会は対応ガイドの第2版で、医療従事者のウイルス曝露リスク評価と対応を提示している。そのポイントをまとめた。
新型コロナウイルス感染患者がPCR検査で「陰性」になり退院した後再び「陽性」になったことが話題になっている。持続感染はありうることなのだが、PCR検査の感度に疑義を持つ声がある。果たしてどうなのか、PCR検査の検体採取法は一つではないことなど、まとめた。
病院勤務の40代の看護師が、新型コロナウイルスの職業感染で入院との報を衝撃をもって受け止めた方は多いだろう。医療従事者には、そのリスクがあることを認識して予防の徹底を願いたい。同時に、万が一に職業感染を疑ったときは、躊躇することなく迅速な対応を。