
放射線職業被ばくについて知っておきたいこと
放射線が検査や治療に使われるケースは年々増え、看護師が放射線の管理区域に立ち入る機会は多くなる一方だ。放射線診療に従事する以上は、一時的な管理区域への立ち入りも含め、被ばく量測定のため線量計の装着が義務づけられている。管理区域とは、また線量計の装着方法は?
放射線が検査や治療に使われるケースは年々増え、看護師が放射線の管理区域に立ち入る機会は多くなる一方だ。放射線診療に従事する以上は、一時的な管理区域への立ち入りも含め、被ばく量測定のため線量計の装着が義務づけられている。管理区域とは、また線量計の装着方法は?
子宮頸がん予防についてスウェーデンの研究チームが、ワクチン(HPVワクチン)による予防効果を実証したと発表した。ワクチンを17歳未満で接種すると、発症リスクが9割低下するとの結果だ。折しも日本では、キャッチアップの制度化を求めるキャンペーンが進んでいる。
看護・介護領域において「その人らしさ」ということばが「よいケア」のキャッチフレーズのように使われている。その言葉が真に意味するところを探ってみた。
猛威をふるい続ける新型コロナウイルスは、自分が働けなくなることなど想像したことがなかった人に、「もし自分が感染して入院することになり、収入が途絶えたら」と不安を抱かせる。そんなリスクに対応する公的保障制度、および民間の「就業不能保険」についてまとめた。
新型コロナウイルスの感染拡大による労働環境の悪化や感染リスクから、看護師の離職者や離職希望者が増えるなか、日看協の会長らが記者会見して窮状を訴えた。そのなかで話題になった、病室の消毒や清掃が看護師の負担増という話についての、友人とのやり取りを書いてみた。
コロナ対応に人手不足が重なり、疲労困憊している看護スタッフの皆さんは、食事も満足に摂れていないのではないだろうか。免疫力を高めて感染から我が身を守るためにも、栄養バランスの良い食事を摂っていただきたい。そんな思いから、最近話題の「完全食」を紹介する。
新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず医療逼迫が現実化するなか、明るいニュースが……。コロナワクチンの国内での実用化に向け、承認申請が行われたという。米国や英国ですでに接種が始まっていることから、特例承認により来年2月末承認、3月接種が期待される。
新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染であることから、マスクの着用や手洗い・消毒による手指衛生は徹底している。しかし、歯磨き等の口腔ケアの感染予防効果と、歯磨きの際に飛び散る飛沫に対する感染対策はどうだろうか。その辺の話をまとめてみた。
新型コロナの感染拡大は収まる気配がない。世界の感染者数は7200万人を超え、国内でも1日の新規感染者数が3000人を超えるまでになっている。医療資源の制約による治療の差し控え・中止といった非常事態に備え、その際に求められる判断に関する二つの提言を紹介する。
新型コロナウイルス感染症で入院し、治療の甲斐なく死亡という転帰をとる患者は、遺骨となってからでないと家族の元に戻れなかった。今回、診療の手引きの改訂(第4版)により、適切な感染対策を行うことを条件に、遺体の段階ではあるが家族との対面が可能になった。
管理栄養士が、糖尿病等の生活習慣病で特別な治療食や経管栄養が必要、あるいは低栄養の在宅療養者等を自宅に訪問し、食事や栄養指導を行うサービスが、医療保険でも介護保険でも受けることができるようになっている。担当医による指示箋によるこのサービスを紹介する。
脱水は熱中症リスクが高まる夏の間の問題と考えがち。だが、そうではない。乾燥しがちな冬もリスクは高く、特に新型コロナウイルスの感染が深刻化している今冬の「かくれ脱水」リスクはより高いとする「かくれ脱水』委員会の警告を紹介。その理由と予防・対処策をまとめた。
新型コロナの感染拡大により、新規感染者も重症者も連日最多を更新し、医療機関はコロナ対応以外の医療にも支障が出かねない状況にあると聞く。医療従事者の心身のつらさはもとより、患者もまた危機的状況にあるなかで、彼らの安心・安全を守る医療接遇に関する新刊を紹介する。
新型コロナの感染拡大がいっそう深刻化している。患者の対応に当たる医療従事者に係る精神的負荷の大きさは想像を絶し、バン―アウトやうつ傾向が3割強にみられると聞く。重症者の増加による医療崩壊が懸念されるが、まずは医療従事者がつらさを語れる場の確保を考えたい。
新型コロナウイルス感染症の患者が13万人を超えた。医療機関を受診しない無症候性感染者の存在を考えると、実際の感染者はもっと多いと推測される。医療用機材として医療現場で日常的に使用される血圧計を介しての感染拡大を阻止するための、血圧計の感染対策をまとめた。