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意思決定支援で陥りがちな倫理的ジレンマ

日常のケア場面で意思決定支援が求められることは多い。その際、患者の意思を最優先すべきだが、患者の選択に倫理的問題を感じてジレンマに陥ることがある。だがそれは自分の価値観との違いに起因することもあり、第三者の意見を求めてみることが大切だ。

慢性腰痛に有効と聞く「認知行動療法」とは?

原因がはっきりしないまま3カ月以上続く慢性腰痛には、人間関係や仕事上の悩みなど心理的ストレスが影響していることが少なくない。このような痛みの改善に、その人の認知に働きかける認知行動療法が有効と聞く。「痛いからできない」とエクスキューズしている方は、一読を。

長引く腰痛でお悩みなら体幹トレーニングを

看護師に多い慢性腰痛には、安静よりも運動がいいことは今や腰痛治療の常識である。急性期を過ぎた運動療法として、脊柱をささえているインナーマッスルを鍛えて腰痛を改善する運動として、「ドローイン」と呼ばれるトレーニング法を紹介する。

乾燥から「肌」と「喉」を守りうるおいを

秋乾きの10月、喉や肌の乾燥が気になるシーズンだ。特に睡眠中の喉の乾燥対策は、自らの健康はもとより、医療現場に働く看護師には院内感染予防の観点からも欠かせない。喉の乾燥対策として潤いをもたらすマスクを、また肌にはペーパー加湿器を紹介する。

患者の「自己効力感」を高めるかかわりを

「自己効力感」、つまり自分に自信をもって行動を起こす力を高めるアプローチが今、求められている。課題に直面したとき「自分はできる」とポジティブに受け止めて行動に移すことができる力が高い状態にあれば、病気も回復に向かうという考え方を書いてみた。

「外国人患者受入れのためのマニュアル」活用を

訪日外国人は増加傾向にある。併行して医療機関を訪れる外国人患者も大幅増となるとの見通しのもとに作成された「外国人患者受入れのための医療機関向けマニュアル」を参考に、社会問題化している医療費トラブルの防止や感染症対策、宗教上の問題を中心にまとめた。

ハラスメント対策と医療メディエーション

カスハラとして社会問題になっている職場におけるハラスメントは医療現場も例外ではなく、多くの看護職が被害者と聞く。対話不足が主因なら、医療メディエーション、つまり「対話による関係構築」の手法をハラスメント対策に活用してはどうかと考えた。

意思決定支援に活かしたい「もしバナゲーム」

「もしものとき」を想定して、自分が大切にしたいことや残りの日々の過ごし方などを気軽に話し合うきっかけになればと、「もしバナゲーム」と呼ばれるカードゲームが二人の医師により作成された。患者とのアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)に活用を。