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訪問看護に「専門性の高い看護師」の活用を

訪問看護の対象には医療ニーズをもつ利用者が増加するとともに、そのニーズは高度化を増している。その診療報酬と介護報酬上の対策として「専門管理加算」が創設され、「専門性の高い看護師」との連携による訪問看護が推進されているが、どう連携するか。

日本救急医学会が熱中症対処法で緊急提言

猛暑続きのなか救急搬送される熱中症患者が増加しているのを受け、日本救急医学会が緊急提言。重症患者の中でさらに注意を要する「最重症」患者には、即座にアクティブ・クーリングによる体の冷却を。訪問先などではまず救急車を呼んだうえで熱中症応急処置を。

今気をつけたい感染症「人食いバクテリア」

「致死率およそ30%」「四肢の切断を余儀なくされることがある」と恐れられる劇症型溶血性レンサ球菌感染症に、全国的流行の兆しがあるという。「人食いバクテリア」とも呼ばれ、ささくれ程度の些細な傷も感染源となり油断できない。改めて標準予防策の励行を。

ACP(人生会議)を繰り返し行っていますか

今年度の診療報酬改定により、すべての病棟にアドバンス・ケア・プランニング(ACP)を繰り返し行うことが求められることになった。人生の最終段階の医療・ケアを本人の意思決定を基本に行うためとされているか、一度だけのACPになっていないだろうか。

高齢者の低栄養対策に活用したい経腸栄養剤

歳を重ねると誤嚥リスクが高まるなど、様々な理由から「食べる力」が衰えて低栄養に陥りがちだ。その予防によく使われるエンシュア・リキッドをはじめとする4種の経口摂取可能な経腸栄養剤について、個々の特徴と使用方法のポイントをまとめてみた。

4月から「医師の働き方改革」が始まります

勤務医の過酷な長時間労働を改善しようと、この4月から「医師の働き方改革」が始まる。時間外労働や連続勤務時間に上限が設けられるが、慢性的な医師不足の状況下だけに、特に地域医療への深刻な影響が懸念され、診療看護師等、看護職への期待が高まっている。

知っておきたい認知症新薬 使える患者は?

日本とアメリカの製薬会社が共同開発したアルツハイマー病新薬が医療保険適用となり、治療現場で使えることとなった。アルツハイマー病の原因物質に直接作用して病気の進行を遅らせる効果が期待できるが、治療を受けられる患者はかなり絞られ、医療機関にも条件がある。

ビジネスケアラーに仕事と介護の両立支援を

仕事をしながら家族らの介護をしている「ビジネスケアラー」が増加し、やがて300万人を超えるとされる。一方で介護離職者も増え続け、経済損失の大きさが問題になっている。国は仕事と介護の両立支援に乗り出したが、看護にも支援できることは多々ある。