世界肝炎デーと「肝炎医療コーディネーター」
WHOは肝炎のこれ以上の蔓延を阻止しようと、7月28日を「世界肝炎デー」と定め、その啓発に力を入れている。わが国も「日本肝炎デー」と決め、慢性化による肝硬変や肝がんへの進行を阻止すべき活動を展開しいる。その主役を担うのが「肝炎医療コーディネーター」だ。
WHOは肝炎のこれ以上の蔓延を阻止しようと、7月28日を「世界肝炎デー」と定め、その啓発に力を入れている。わが国も「日本肝炎デー」と決め、慢性化による肝硬変や肝がんへの進行を阻止すべき活動を展開しいる。その主役を担うのが「肝炎医療コーディネーター」だ。
「認知症者との共生社会を目指す」との考えのもと、公共交通事業者向けに策定された「接遇ガイドライン(認知症の人編)」を紹介。認知症者の困りごとを探り、理解するコミュニケーションのポイント、認知症者の「できること」を見出し、働きかける対応など、看護も活用を。
看護職等のケアワーカーが他者にかかわる際に重視する「傾聴」は、相手の話をよく聞けばいいということではないという話を、これまでさまざまな角度から書いてきた。その話をまとめると、求められるのは積極的に傾聴する姿勢であり、相手と合意できることが不可欠だろう、と。
放射線が検査や治療に使われるケースは年々増え、看護師が放射線の管理区域に立ち入る機会は多くなる一方だ。放射線診療に従事する以上は、一時的な管理区域への立ち入りも含め、被ばく量測定のため線量計の装着が義務づけられている。管理区域とは、また線量計の装着方法は?
子宮頸がん予防についてスウェーデンの研究チームが、ワクチン(HPVワクチン)による予防効果を実証したと発表。ワクチンを17歳未満で接種すると、発症リスクが9割低下するとの結果だ。折しも日本では、キャッチアップ接種が受けられるようになっている。
看護・介護領域において「その人らしさ」ということばが「よいケア」のキャッチフレーズのように使われている。その言葉が真に意味するところを探ってみた。
コロナ対応に人手不足が重なり、疲労困憊している看護スタッフの皆さんは、食事も満足に摂れていないのではないだろうか。免疫力を高めて感染から我が身を守るためにも、栄養バランスの良い食事を摂っていただきたい。そんな思いから、最近話題の「完全食」を紹介する。
管理栄養士が糖尿病等の生活習慣病で特別な治療食や経管栄養が必要、または低栄養の在宅療養者等を自宅に訪問し、食事や栄養指導を行うサービスが好評だ。医療保険でも介護保険でも、担当医による指示箋があれば利用できるこのサービスを紹介する。
コロナ禍は落ち着きを見せてはいるものの、完全になくなったわけではないし、変異ウイルスが現れるリスクもゼロではない。医療スタッフの心身のつらさはもとより、患者もまたリスクを抱えるなかで、彼らの安心・安全を守る医療接遇に関する新刊を紹介する。
1人の病理医が「がん哲学外来」を開設して10余年になる。その活動は全国に広がり、看護職も全国200か所にある「がん哲学外来メディカルカフェ」を中心に、がん患者やその家族らと語り合う活動を展開していることを紹介する。最近は、対象は限られるがリモートケアも。
喉頭摘出後に永久気管孔を造設すると、鼻呼吸ができなくなり吸気が加温・加湿されず、フィルター機能も失われて、呼吸器感染症のリスクが高くなる。そこで鼻の機能を代行する「人工鼻」の利用がすすめられる。その種類は豊富で、発声を助けるタイプもあるという話を。
診察室ではわかりにくい仮面高血圧の1つに「早朝高血圧」がある。放置していると深刻な脳心血管疾患につながるリスクが高く、注意が必要だ。早期発見のためには、家庭血圧測定を習慣化して早朝の血圧をチェックすること。そのためには家庭血圧測定法の指導が必須だ。
超高齢社会のわが国では、糖尿病患者の半数は高齢者と推定される。高齢者糖尿病では通常の合併症に加え、認知機能の低下なども影響し、そのかかわりには老年医学の知識が必須であり、高齢者の糖尿病に特化した診療ガイドラインが作成されている。そのポイントを紹介する。
従来も一部の薬局が行っていた薬剤師訪問サービスが、薬機法改正により全国的に普及、拡充される。1人では病院や薬局に通えない患者で、「訪問薬剤管理指導指示書」が発行され、本人の同意書があることが条件。退院支援看護師や訪問看護師は、薬局薬剤師との密な連携を!!
マスクの長時間着用による肌荒れに悩む人が増えている。マスク内の蒸れに加え、マスクによる擦れが刺激となり、肌荒れを悪化させている。対策として「薬用バーム」を塗布して皮膚のバリア機能の低下を改善するのがいいらしい。この薬用バーム等による肌荒れ防止策をまとめた。