
訪問リハビリの訪問看護指示書記載に新ルール
リハビリ専門職による訪問看護の一環としての訪問リハビリは、介護保険でも医療保険でも利用できる。このうち医療保険の枠組みで行われる訪問リハビリの「訪問看護指示書の記載」について、今回の診療報酬改定で新たなルールが盛り込まれた。その話をまとめた。
リハビリ専門職による訪問看護の一環としての訪問リハビリは、介護保険でも医療保険でも利用できる。このうち医療保険の枠組みで行われる訪問リハビリの「訪問看護指示書の記載」について、今回の診療報酬改定で新たなルールが盛り込まれた。その話をまとめた。
今春から採血のみでできる新型出生前診断の年齢制限がなくなり、全妊婦が受けられるようになる。対象の拡大に伴い、診断を受けるべきか否か、その結果を知って妊娠を継続するか否かで悩む妊婦や家族は増えると予想される。その支援に取り組むNPO法人の活動を紹介する。
強烈なやせ願望や肥満への恐怖が食べることに深刻な障害として現れる摂食障害は、専門的治療を提供できる医療機関が限られている。そんななか、患者の早期発見・治療につなげたいと、全国対象の摂食障害専用「相談ほっとライン」が開設された。その詳しい情報をまとめた。
コロナ禍でマスクを外せない生活が続くが、その弊害として肌トラブルやM95マスクによる圧迫創に加え、「ドライアイ」が増加がしている。マスクから漏れる呼気が目を乾燥させることが原因だが、ときに角膜を傷つけ、視力低下を招くリスクが……。まずはセルフチェックを。
医療崩壊が懸念されるほどのコロナ禍の最中にあり、医療関係者の疲れやストレスはピークに達している。この苛酷な状況を背景に帯状疱疹を発症するケースが増えていると聞く。職業感染リスクの観点からも欠かせない、そのワクチン接種、早期発見・治療に資する情報をまとめた。
とかく肝疾患患者には、「肝臓への血流量を維持するため」として安静を強いる傾向にある。しかし、筋肉、特に骨格筋は第二の肝臓と呼ばれるように、肝機能を補完する働きがあることがわかっている。そこで、肝炎等の患者用リハビリとして開発された「肝炎体操」を紹介する。
「食べている量は変わらないのに太りやすくなった」と感じたら、食事の量を減らすのはNGだ。食べ方や食事内容を見直して、食事をすることにより消費されるエネルギー量、いわゆる「食事誘発性熱産生」を増やすことで代謝を高め、太りにくく痩せやすい体に。
痛みは当事者にしかわからない主観的な感覚で、痛みを的確に把握するのは難しい。とりわけ3カ月以上続くような慢性疼痛は、さまざまな要因が絡み合っているだけに、痛みの改善は容易ではない。そこで開発された痛みを可視化するアプリ「いたみノート」を紹介する。
「糖質オフ」や「糖質カット」の食品や飲料が増えている。糖質カットの炊飯器も人気で、とかく糖質は「太るもと」として敬遠されがちだ。ところが、同じ糖質の仲間でありながら「オリゴ糖」だけは体にいいとして注目されている。その理由はどこにあるのか、探ってみた。
訪問看護師の友人から、利用者の排便コントロールに「シンバイオティクス」を取り入れた話を聞いた。結果は大成功だった、と。だが、シンバイオティクスとはあまり聞きなれない言葉だ。友人の場合は市販の機能性表示食品を使ったそうだが、食事でもできるその方法をまとめた。
在宅介護者の介護負担を和らげようと「レスパイトケア」のサービスが各種用意されている。その多くは、介護からしばし解放される時間を提供しようというものだが、「じっくり話を聞いてもらいたい」とのレスパイトニーズには、長時間訪問看護で答えることができるのでは?
高齢者人口の増加に伴い患者数が急増している心不全について、患者のサポートを一層充実させようと、日本循環器学会が「心不全療養指導士」の認定制度をスタートさせている。第1回認定試験では、合格者のほぼ半数を看護師が占めた。この新資格のポイントを紹介する。
地域医療・ケアの現場で法律問題に発展しそうな高齢者の生活面でのトラブルは少なくないと聞く。訪問看護師やケアマネとしては「みて見ぬふり」はできないケースについて、現役弁護士が対応方法を解説する本が刊行されている。成年後見制度のアウトラインと併せて紹介する。
救急救命士には病院勤務の方も少なくない。彼らはこれまで救急外来で救命処置を行うことはできなかったが、法改正により、医療チームの一員として救命医療に参加できるようになった。許可された33の救命処置を実施するには、事前の院内研修が必要だ。
地域包括ケアシステムの構築が鋭意進行中だが、医療面では在宅患者の薬物療法に難題が多い。それをクリアしようと「地域連携薬局」の認定制度が8月よりスタートしている。患者の入退院や施設への一時入所時などには薬物療法に関する情報共有など、薬局と看護の連携に変化も。