厚労省が国内初の「飲酒ガイドライン」を公表
飲酒に伴う健康へのリスクをまとめた初のガイドラインを厚労省が公表し、健康に配慮した飲酒を勧めている。健康リスクを下げるには、飲んだお酒の量やアルコール度数より「純アルコール」の摂取量に着目することが重要とするガイドラインのポイントを紹介する。
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飲酒に伴う健康へのリスクをまとめた初のガイドラインを厚労省が公表し、健康に配慮した飲酒を勧めている。健康リスクを下げるには、飲んだお酒の量やアルコール度数より「純アルコール」の摂取量に着目することが重要とするガイドラインのポイントを紹介する。
緊急避妊薬は医師の処方箋なしには購入できないのが現状だ。しかし望まない妊娠を防ぐ避妊法として、市販化を求める声は根強い。この声にどう応えるべきか議論が続いているが、今回一部の薬局において試験販売が行われている。その概要をまとめた。
糖尿病や肥満の患者などに「体重を少し落としましょう」と、食事や運動の指示が出ることは珍しくない。この食事指導において、減量効果を上げる秘策として、「糖質の質」に着目する必要性を示唆する研究が報告されている。そのポイントを紹介する。
今年は例年より2カ月早くインフルエンザが流行入りした。法的義務はないが、職業感染、院内感染対策として医療関係者のワクチン接種がすすめられる。それも例年通りでは手遅れになってしまう。このワクチンは不活化ワクチンだから、妊娠への影響は心配ないことも伝えたい。
ストレスの多い仕事に就いていると、夜になり床に就いても、または夜勤に備えて仮眠をとろうとしても、寝付けなかったり眠りが浅かったりすることが多い。そんなときは、GABA配合機能性表示食品のノンカフェイン飲料「スピカフェ」をすすめたい。
排便習慣(排便頻度と便の硬さ)が将来の認知症の発症に関連していることを、国立がん研究センター予防研究チームが大規模な疫学調査の結果として報告している。便秘気味の身には見過ごせない内容だ。腸内細菌が作る短鎖脂肪酸の減少が原因らしい。
専門家らによる「こころの情報サイト」が開設された。こころの病気の予防に必要な「ストレスをためないコツ」や早期に気づくための「こころの病気の特徴的なサイン」、病気になった場合に受けられる生活支援などを詳しく解説している。こころの不調に気づいたら活用を。
このところ注目の「時間栄養学」。体内時計が刻むサーカディアンリズムを意識して、「何を、どのくらい」に加え「いつ」、つまり「食べるタイミング」を考えて食事をすることをすすめる学問だ。まずは朝食に不足しがちなたんぱく質の話から。
医療従事者の職業病ともいえるものの一つに「ラテックスアレルギー」がある。頻回な手洗いによる手荒れが原因で皮膚のバリア機能が低下していると発症リスクは高まる。果物アレルギーを合併しやすく、ゴム手袋で皮膚症状が出た経験があれば、一度アレルギー検査を。
日本人の3人に1人がもっているとされる「倹約遺伝子」により、太りやすくて痩せにくく、少しの食べ過ぎや運動不足で肥満や2型糖尿病に悩む人は少なくない。親から譲り受けた体質としてあきらめずに、倹約遺伝子の正体を知って適切な対策を。
看護師さんの多くが避けられない夜間勤務は、乳がんの発症リスクを高めるとされるが、早期に発見すればかなりの高率で治癒可能だ。乳がんの早期発見にはがん検診が必須だ。自治体が発行する無料クーポンを上手に利用して乳がん検診を定期的に受診することを勧めたい。
更年期症状を緩和する切り札とされるホルモン補充療法は、日本では浸透せず、普及率は2%に届かないと聞く。その理由として副作用を指摘する声が多い。だが、NHKが更年期症状の治療医を対象に行った調査では、専門知識や経験の不足がこの治療を行わない理由らしい。
強烈なやせ願望や肥満への恐怖が食べることに深刻な障害として現れる摂食障害は、専門的治療を提供できる医療機関が限られている。そんななか、患者の早期発見・治療につなげたいと、全国対象の摂食障害専用「相談ほっとライン」が開設された。患者指導に活用を。
コロナ禍でマスクを外せない生活が続くが、その弊害として肌トラブルやM95マスクによる圧迫創に加え、「ドライアイ」が増加がしている。マスクから漏れる呼気が目を乾燥させることが原因だが、ときに角膜を傷つけ、視力低下を招くリスクが……。まずはセルフチェックを。
医療崩壊が懸念されるほどのコロナ禍が長引き、医療関係者の疲れやストレスはピークに達した影響により、帯状疱疹を発症するケースが増えていると聞く。職業感染リスクの観点からも欠かせない、帯状疱疹ワクチンの接種、早期発見・治療に資する情報をまとめた。