老年看護一覧

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高齢者の低栄養対策に活用したい経腸栄養剤

歳を重ねると誤嚥リスクが高まるなど、様々な理由から「食べる力」が衰えて低栄養に陥りがちだ。その予防によく使われるエンシュア・リキッドをはじめとする4種の経口摂取可能な経腸栄養剤について、個々の特徴と使用方法のポイントをまとめてみた。

高血圧患者の熱中症予防に減塩指導は?

熱中症シーズンに入り、メディアは盛んに熱中症予防を呼び掛けている。確かに「不要不急な外出を避けること」は大事だが、「水分や塩分をこまめに摂りましょう」と言われて困っているのは減塩治療中の高血圧患者だ。塩分はどうすべきか。日本高血圧学会の見解を紹介する。

嚥下障害患者の食事支援と「とろみ剤」

嚥下に問題がある患者の食事ケアでよく使われる「とろみ調整食品(とろみ剤)」については、その種類や患者の嚥下機能に応じたとろみの程度を理解しないまま使用している医師や看護師が多いとの調査結果がある。そこで改めて、その辺りの基本をまとめてみた。

認知症者接遇ガイドラインを国土交通省が策定

「認知症者との共生社会を目指す」との考えのもと、公共交通事業者向けに策定された「接遇ガイドライン(認知症の人編)」を紹介。認知症者の困りごとを探り、理解するコミュニケーションのポイント、認知症者の「できること」を見出し、働きかける対応など、看護も活用を。

家庭血圧測定で早朝高血圧を早期発見する

診察室ではわかりにくい仮面高血圧の1つに「早朝高血圧」がある。放置していると深刻な脳心血管疾患につながるリスクが高く、注意が必要だ。早期発見のためには、家庭血圧測定を習慣化して早朝の血圧をチェックすること。そのためには家庭血圧測定法の指導が必須だ。

「高齢者糖尿病診療ガイドライン」のポイント

超高齢社会のわが国では、糖尿病患者の半数は高齢者と推定される。高齢者糖尿病では通常の合併症に加え、認知機能の低下なども影響し、そのかかわりには老年医学の知識が必須であり、高齢者の糖尿病に特化した診療ガイドラインが作成されている。そのポイントを紹介する。

減塩指導に「かるしおレシピ」の活用を!!

塩分控えめの食事は、高血圧の有無に関係なく健康的な食事だ。だが、従来型の減塩食は味がいまひとつで飽きてしまいがち。そこで、国立循環器病研究センターが開発した、塩を減らすことにより素材の持つうまみをを引き出して美味しくする「かるしお」の減塩食を紹介する。

厚生労働省「身体拘束ゼロへの手引き」ポイント

身体拘束の予防については、看護の現場では、日本看護倫理学会のガイドラインが有用らしい。しかし介護との連携場面では、厚労省のガイドライン「身体拘束ゼロへの手引き」の理解なくしては話が進まないことが多いと聞く。そこで改めて、その手引きを見直してみた。