
インフルエンザ流行の兆しにワクチン接種を
今年は例年より2カ月早くインフルエンザが流行入りした。法的義務はないが、職業感染、院内感染対策として医療関係者のワクチン接種がすすめられる。それも例年通りでは手遅れになってしまう。このワクチンは不活化ワクチンだから、妊娠への影響は心配ないことを伝えたい。
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今年は例年より2カ月早くインフルエンザが流行入りした。法的義務はないが、職業感染、院内感染対策として医療関係者のワクチン接種がすすめられる。それも例年通りでは手遅れになってしまう。このワクチンは不活化ワクチンだから、妊娠への影響は心配ないことを伝えたい。
職業柄病気を抱える人に接触する可能性があれば、職業感染リスクを常に念頭に置く必要がある。標準予防策も重要だが、ワクチンによる予防接種により自らが感染源になることを防ぐことも重要だ。このワクチン接種の指針となるガイドラインのポイントをまとめた。
男女ともに晩婚化が進むのに併行して晩産化も進み、不妊治療を受ける夫婦が増えている。そんな彼らの仕事と不妊治療の両立に役立てばと、厚労省は企業向けに不妊治療への理解と支援を促すリーフレットを作成している。その概要と「不妊治療連絡カード」を紹介する。
万全の注意を払っていても、針刺しや切り傷により肝炎ウイルスなどの血液媒介ウイルスに曝露し、感染リスクに直面することがある。幸い最近は、事前のHBVワクチン接種により、またHCVやHIVは事後対策の徹底により感染を防ぐことができるという話をまとめた。
妊娠中の女性は見逃せない研究結果が発表されている。妊娠中の野菜や果物類の摂取と生まれてくる子の情緒・行為・多動問題に関連があることが疫学調査で確認されたというのだ。日本人は西洋人に比べ、生の果物を食べる習慣が目立って少ない。それだけに注目される。
若い女性に急増する子宮頸がんをめぐり、予防策としてのHPVワクチン接種に関心が高まっている。接種後の体調不良を副反応として捉える動きに加え、子宮頸がんそのものやワクチンへの認知度の低さから、接種率は著しく低下している。正しい情報を確実に届けるには……。
患者や家族から無理難題を際限なく要求されて「怒り」を感じることもあるだろう。6割を超える看護師が、その体験をしているとの調査結果もある。怒りを感じながらその感情を抑え込んでいるのが現状のようだが、むしろいいかたちでケアに生かしては……。
夜勤のある交代勤務者は、昼間に睡眠をとることを余儀なくされる。サーカディアンリズムの問題もあり、十分な睡眠をとることは難しく、特に雑音は難題だ。その対策の一つとして、「音のカーテン」と呼ばれるホワイトノイズの活用について、リスクも含めまとめた。
病気や老化の元凶として従来の「酸化」に代わり関心の高い「糖化」。そのキーワードが「AGE」つまり終末糖化物質だ。「こげつき物質」とも呼ばれ、たんぱく質と糖が加熱されて結びついた物質で体内で血管や骨、筋肉などを脆くさせる、という話を書いてみた。
社会問題になっている職場におけるハラスメントは医療現場も例外ではなく、多くの看護職が被害者と聞く。対話不足が主因なら、医療現場で最近力を入れている医療メディエーション、つまり「対話による関係構築」の手法をハラスメント対策に活用してはどうかと考えた。
小林麻央さんのがん報道を機に、関心が高まっている女性の乳がん。病院勤務の看護師にとって避けることのできない夜勤が、乳がん発症リスクを高めるいわれるが、その真偽のほどを調べてみた。
既存の抗うつ薬では症状が改善されないうつ病の新しい治療法として磁気刺激法(TMS治療)がある。日本でもこの6月から保険適用となり普及の広がりが予想される。日本精神神経学会がまとめた治療装置の適正使用指針をもとに、治療法の概要をまとめた。
夜勤によリ髙まる看護師の乳がん発症リスクを下げるには、必須アミノ酸のひとつ、トリプトファンを食事からとるといい。それには、植物性のたんぱく食品がおすすめという話
夜勤のある生活はどうしても体内時計の狂いによりサーカディアン・リズムが乱れがち。結果として、昼夜が逆転して睡眠不足や不規則な食生活から体調を崩しがち。そうした弊害を極力避けるために、体内時計に影響を与えがちな太陽光や食事、睡眠対策をまとめた。
看護職の多くが悩まされていると聞く腰痛だが、職業病と言われている割には労災認定を受けている人は多くないようだ。厚生労働省が作成した「腰痛の労災認定」と題するリーフレットなどを参考に、「業務上腰痛の認定基準」がどのようになっているのかまとめた。