看護師も知っておきたい整骨院等の施術所利用法
看護師の職業病とされる腰痛や肩こりで、街の整骨院やマッサージ治療院を利用する際は、医師の診断書か同意書があれば医療保険が使え、自己負担は3割ほどに抑えられる。また、なかには無資格者が開業していることもある。施術者が有資格者かどうかのチェックも忘れずに。
超高齢化時代の今、病院でも地域でもさらなる活躍が期待される看護職の方々のワーク&ライフ両面から「看護力アップ」を応援するサイトです。
看護師の職業病とされる腰痛や肩こりで、街の整骨院やマッサージ治療院を利用する際は、医師の診断書か同意書があれば医療保険が使え、自己負担は3割ほどに抑えられる。また、なかには無資格者が開業していることもある。施術者が有資格者かどうかのチェックも忘れずに。
インフルエンザの流行時期を迎えマスク姿が増えているが、口だけマスクで覆って鼻を出していたり、顎マスクの姿が目につく。同様のマスク姿は医療機関でも目にすることが少なくない。これではマスクをする意味がないと思い、感染予防策としてのマスクについてまとめてみた。
職業柄病気を抱える人に接触する可能性があれば、職業感染リスクを常に念頭に置く必要がある。標準予防策も重要だが、ワクチンによる予防接種により自らが感染源になることを防ぐことも重要だ。このワクチン接種の指針となるガイドラインのポイントをまとめた。
男女ともに晩婚化が進むのに併行して晩産化も進み、不妊治療を受ける夫婦が増えている。そんな彼らの仕事と不妊治療の両立に役立てばと、厚労省は企業向けに不妊治療への理解と支援を促すリーフレットを作成している。その概要と「不妊治療連絡カード」を紹介する。
万全の注意を払っていても、針刺しや切り傷により肝炎ウイルスなどの血液媒介ウイルスに曝露し、感染リスクに直面することがある。幸い最近は、事前のHBVワクチン接種により、またHCVやHIVは事後対策の徹底により感染を防ぐことができるという話をまとめた。
妊娠中の女性は見逃せない研究結果が発表されている。妊娠中の野菜や果物類の摂取と生まれてくる子の情緒・行為・多動問題に関連があることが疫学調査で確認されたというのだ。日本人は西洋人に比べ、生の果物を食べる習慣が目立って少ない。それだけに注目される。
患者や家族から無理難題を際限なく要求されて「怒り」を感じることもあるだろう。6割を超える看護師が、その体験をしているとの調査結果もある。怒りを感じながらその感情を抑え込んでいるのが現状のようだが、むしろいいかたちでケアに生かしては……。
夜勤のある交代勤務者は、昼間に睡眠をとることを余儀なくされる。サーカディアンリズムの問題もあり、十分な睡眠をとることは難しく、特に雑音は難題だ。その対策の一つとして、「音のカーテン」と呼ばれるホワイトノイズの活用について、リスクも含めまとめた。
社会問題になっている職場におけるハラスメントは医療現場も例外ではなく、多くの看護職が被害者と聞く。対話不足が主因なら、医療現場で最近力を入れている医療メディエーション、つまり「対話による関係構築」の手法をハラスメント対策に活用してはどうかと考えた。
小林麻央さんのがん報道を機に、関心が高まっている女性の乳がん。病院勤務の看護師にとって避けることのできない夜勤が、乳がん発症リスクを高めるいわれるが、その真偽のほどを調べてみた。
夜勤のある生活はどうしても体内時計の狂いによりサーカディアン・リズムが乱れがち。結果として、昼夜が逆転して睡眠不足や不規則な食生活から体調を崩しがち。そうした弊害を極力避けるために、体内時計に影響を与えがちな太陽光や食事、睡眠対策をまとめた。
看護職の多くが悩まされていると聞く腰痛だが、職業病と言われている割には労災認定を受けている人は多くないようだ。厚生労働省が作成した「腰痛の労災認定」と題するリーフレットなどを参考に、「業務上腰痛の認定基準」がどのようになっているのかまとめた。
法定労働時間の枠外で業務を行う「宿日直」には馴染みがない方が多いだろうが、自然災害が全国規模で頻発する現状にあっては宿日直の要請を受ける可能性もゼロとは言えない。医療現場において宿日直が許可される条件が明確化されたのを受け、ポイントをまとめてみた。
夜勤中の眠気覚ましにコーヒーに加えエナジードリンクを飲んでいる看護師仲間がいると聞き、カフェインの過剰摂取による健康被害が心配になった。急性カフェイン中毒により救急搬送された患者の中には死亡者もいて厚労省も注意喚起している、そのポイントをまとめた。
日看協が発表した「夜勤形態」の調査結果では、二交代制が最も多く、勤務時間は約16時間に及んでいる。この間に1時間の休息と続けて2時間の仮眠をとっているようだが、体内時計から考えると脳の疲れや集中力の低下が懸念される。回避策としてブドウ糖補給を……。