食事誘発性熱産生を高めて肥満予防を
「食べている量は変わらないのに太りやすくなった」と感じたら、食事の量を減らすのはNGだ。食べ方や食事内容を見直して、食事をすることにより消費されるエネルギー量、いわゆる「食事誘発性熱産生」を増やすことで代謝を高め、太りにくく痩せやすい体に。
「食べている量は変わらないのに太りやすくなった」と感じたら、食事の量を減らすのはNGだ。食べ方や食事内容を見直して、食事をすることにより消費されるエネルギー量、いわゆる「食事誘発性熱産生」を増やすことで代謝を高め、太りにくく痩せやすい体に。
痛みは当事者にしかわからない主観的な感覚で、痛みを的確に把握するのは難しい。とりわけ3カ月以上続くような慢性疼痛は、さまざまな要因が絡み合っているだけに、痛みの改善は容易ではない。そこで開発された痛みを可視化するアプリ「いたみノート」を紹介する。
「糖質オフ」や「糖質カット」の食品や飲料が増えている。糖質カットの炊飯器も人気で、とかく糖質は「太るもと」として敬遠されがちだ。ところが、同じ糖質の仲間でありながら「オリゴ糖」だけは体にいいとして注目されている。その理由はどこにあるのか、探ってみた。
訪問看護師の友人から、利用者の排便ケアに「シンバイオティクス」を取り入れたところ結果は大成功だった、と。シンバイオティクスとはあまり聞きなれない言葉だ。友人の場合は市販の機能性表示食品を使ったそうだが、食事でもできるその方法をまとめた。
在宅介護者の介護負担を和らげようと「レスパイトケア」のサービスが各種用意されている。その多くは、介護からしばし解放される時間を提供しようというものだが、「じっくり話を聞いてもらいたい」とのレスパイトニーズには、長時間訪問看護で答えることができるのでは?
高齢者人口の増加に伴い患者数が急増する心不全について、患者のサポートを一層充実させようと、日本循環器学会が「心不全療養指導士」の認定制度をスタートさせている。第1回認定試験では、合格者のほぼ半数を看護師が占めた。この新資格のポイントを紹介する。
救急救命士には病院勤務の方も少なくない。彼らはこれまで救急外来で救命処置を行うことはできなかったが、法改正により、医療チームの一員として救命医療に参加できるようになった。許可された33の救命処置を実施するには、事前の院内研修が必要だ。
WHOは肝炎のこれ以上の蔓延を阻止しようと、7月28日を「世界肝炎デー」と定め、その啓発に力を入れている。わが国も「日本肝炎デー」と決め、慢性化による肝硬変や肝がんへの進行を阻止すべき活動を展開しいる。その主役を担うのが「肝炎医療コーディネーター」だ。
「認知症者との共生社会を目指す」との考えのもと、公共交通事業者向けに策定された「接遇ガイドライン(認知症の人編)」を紹介。認知症者の困りごとを探り、理解するコミュニケーションのポイント、認知症者の「できること」を見出し、働きかける対応など、看護も活用を。
看護職等のケアワーカーが他者にかかわる際に重視する「傾聴」は、相手の話をよく聞けばいいということではないという話を、これまでさまざまな角度から書いてきた。その話をまとめると、求められるのは積極的に傾聴する姿勢であり、相手と合意できることが不可欠だろう、と。
放射線が検査や治療に使われるケースは年々増え、看護師が放射線の管理区域に立ち入る機会は多くなる一方だ。放射線診療に従事する以上は、一時的な管理区域への立ち入りも含め、被ばく量測定のため線量計の装着が義務づけられている。管理区域とは、また線量計の装着方法は?
子宮頸がん予防についてスウェーデンの研究チームが、ワクチン(HPVワクチン)による予防効果を実証したと発表。ワクチンを17歳未満で接種すると、発症リスクが9割低下するとの結果だ。折しも日本では、キャッチアップ接種が受けられるようになっている。
看護・介護領域において「その人らしさ」ということばが「よいケア」のキャッチフレーズのように使われている。その言葉が真に意味するところを探ってみた。
コロナ対応に人手不足が重なり、疲労困憊している看護スタッフの皆さんは、食事も満足に摂れていないのではないだろうか。免疫力を高めて感染から我が身を守るためにも、栄養バランスの良い食事を摂っていただきたい。そんな思いから、最近話題の「完全食」を紹介する。
管理栄養士が糖尿病等の生活習慣病で特別な治療食や経管栄養が必要、または低栄養の在宅療養者等を自宅に訪問し、食事や栄養指導を行うサービスが好評だ。医療保険でも介護保険でも、担当医による指示箋があれば利用できるこのサービスを紹介する。