
オンライン診療について知っておきたいこと
普及が進まないオンライン診療が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い注目を集めている。感染すると重症化しやすい慢性疾患患者の受診での感染源接触リスクを防ごうと、定時処方のオンライン診療・服薬指導について、手続きが簡略化され、利用しやすくなっているという話を。
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普及が進まないオンライン診療が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い注目を集めている。感染すると重症化しやすい慢性疾患患者の受診での感染源接触リスクを防ごうと、定時処方のオンライン診療・服薬指導について、手続きが簡略化され、利用しやすくなっているという話を。
糖尿病は患者もしくは予備軍が多い。加えて合併症が多岐に及ぶため、診療科の別なくあらゆる現場で糖尿病に関する知識が求められる。患者からの思わぬ質問にも的確に対応できるようにと、日本糖尿病療養指導士による指導用パンフレット「療養指導ツール」を紹介する。
「治療と仕事の両立」の実現に向け、2018年度診療報酬改定で新設された「療養・就労両立支援指導料」だが、対象ががん患者に限られ、算定要件が厳しいとのネックがあった。2020年度改定では対象疾患が拡大され、算定要件が大幅に緩和されていることを紹介する
「納豆」が死亡リスクを下げる、特に循環器疾患による死亡リスクの低減に効果がある、との研究結果が公表されている。納豆は日本人の朝食定番メニューだが、ただ食べればいいというものではない。どのくらいの量をどう食べるのがいいのか、禁止すべき人は……。
5年ごとに改訂されている「日本人の食事摂取基準2020版」案が公表された。今年度末には告示され4月から開始予定だ。報告書を見ると、食塩摂取目標量の引き下げが目に留まる。健康な成人男女にも現基準より1日0.5gの引き下げを奨励とのこと。改めて減塩策をまとめた。
かかりつけ薬剤師・薬局が業務内容を、対物中心から地域住民により深く関わる対人業務へと転換し、喘息やCOPD患者への吸入療法指導、在宅患者への簡易懸濁法の直接指導等に、新たに取り組む方針を打ち出している。いずれも退院支援看護師との連携・協働が必須だが……。
日本糖尿病学会が3年ぶりに改訂した「糖尿病診療ガイドライン2019」では、糖尿病治療の第一歩となる食事療法に「個別化」と「柔軟な対応」を求めている。1日に必要な総エネルギー摂取量を算定する際の「体重」と「係数」の変更点と栄養素摂取比率のポイントをまとめた。
栄養療法のスペシャリストであるNST専門療法士にワンランク上の資格が誕生した。領域別に専門療法士を誕生させて専門性を高め、NST専門療法士全体のレベルアップを狙う制度だ。当面は9領域で、まずはがん領域からスタート。この新制度のアウトラインを紹介する。
「健康食品」とか「サプリメント」という言葉が巷で躍っているが、実はそこには法律上の定義も基準もない。ただ、通常健康食品として扱われているもののなかには、安全性や健康への効能に関する基準を国が定めている3種類の「保健機能食品」があるという話を書いてみた。
違法薬物やアルコール、ギャンブルなどへの依存症は、完治することは難しが、回復は期待できる病気だ。回復状態を維持するには専門的な治療に加え、依存症者を社会から孤立させない環境づくりが欠かせない。その推進役としての「依存症啓発サポーター」についてまとめた。
ヒートショックが原因で入浴中に起こる事故死は交通事故死より多いことが知られている。今年もそのリスクが高まる季節がやってきた。高血圧患者をはじめとして、高脂血症や糖尿病などで動脈硬化が進んでいる患者、さらには高齢者に伝えたいヒートショック対策をまとめた。
退院後に何らかの医療的処置の継続が必要になる患者は多く、退院支援では家族にその医療的行為への協力と理解を求める場面が増えている。その際に家族が抱きがちな「違法ではないか」の懸念にどう答えるか。家族が行う医療的行為が違法性がないとされる条件などについてまとめた。
呼吸器疾患患者が高齢者の増加に併い増加しているのを受け、呼吸ケアサポートチームを立ち上げる医療機関が増えている。そのメンバーに抜擢された看護師が、呼吸ケア力をより高めようと呼吸療法認定士資格の取得を決めた。その認定試験にたどり着くまでの道のりをまとめた。
糖質カットの炊飯器が人気を集めるなか、糖質カット機能付きの炊飯土鍋が新たに加わり、「糖質カットご飯」の愛用者はさらに増える気配だ。だが、炊き上げる段階で重湯部分を捨ててしまうご飯に栄養上の課題はないのだろうか。管理栄養士の友人に聞いてみた。
医療計画に地域連携パスが組み込まれてかなり経つが、普及はいまいちの状況と聞く。退院支援や退院調整に地域連携パスを活用すれば、直面しがちな課題もクリアできるはず。まずはその必要性を連携チーム内で共有するうえで必須の基本的なことをまとめてみた。