「鼻出しマスク」「顎マスク」していませんか?
インフルエンザの流行時期を迎えマスク姿が増えているが、口だけマスクで覆って鼻を出していたり、顎マスクの姿が目につく。同様のマスク姿は医療機関でも目にすることが少なくない。これではマスクをする意味がないと思い、感染予防策としてのマスクについてまとめてみた。
超高齢化時代の今、病院でも地域でもさらなる活躍が期待される看護職の方々のワーク&ライフ両面から「看護力アップ」を応援するサイトです。
インフルエンザの流行時期を迎えマスク姿が増えているが、口だけマスクで覆って鼻を出していたり、顎マスクの姿が目につく。同様のマスク姿は医療機関でも目にすることが少なくない。これではマスクをする意味がないと思い、感染予防策としてのマスクについてまとめてみた。
在宅療養中の患者が急変すると、家族は慌てて119番通報する。要請を受けて出動した先で患者が心肺停止の状態にあれば、救急隊は即座に心肺蘇生にとりかかる。が、これを家族が本人の意思を理由に拒むことがある。このようなときに救急隊員がとる対応についてまとめた。
高齢になると複数の疾患の治療を受け、複数の薬の処方を受けることが多くなる。このようなときに「ポリファーマシー」対策が求められる。問題にすべきは薬の数ではない。複数の薬を服用することにより起こる有害事象や服薬ミス、服薬アドヒアランスの低下をどう防ぐか……。
似顔絵セラピストをご存知ですか。患者をモデルにその人の関心事や生活歴を聞き出し、語り合いながら似顔絵を描き上げていく。そのプロセスが笑いや癒しをもたらし、まさにセラピーになっているのだという。自然治癒力を高める看護に役立ててはいかがだろうか。
在宅で家族の介護を続けている介護者に一時休息してもらおうと、介護保険はショートステイというサービスを設けている。ただし医療的管理が必要な患者はショートステイの対象外となる。そんなときに医療保険で利用できる「レスパイト入院」について書いてみた。
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の取り組みが始まって5年余り。推進上の課題の1つとして、本人の意思を把握して意思決定を支援をする「ACP相談員」に期待が寄せられている。厚労省が神戸大学に委託して進めているACP相談員の研修についてまとめた。
職業柄病気を抱える人に接触する可能性があれば、職業感染リスクを常に念頭に置く必要がある。標準予防策も重要だが、ワクチンによる予防接種により自らが感染源になることを防ぐことも重要だ。このワクチン接種の指針となるガイドラインのポイントをまとめた。
男女ともに晩婚化が進むのに併行して晩産化も進み、不妊治療を受ける夫婦が増えている。そんな彼らの仕事と不妊治療の両立に役立てばと、厚労省は企業向けに不妊治療への理解と支援を促すリーフレットを作成している。その概要と「不妊治療連絡カード」を紹介する。
「自己効力感」、つまり自分に自信をもって行動を起こす力を高めるアプローチが今、求められている。課題に直面したとき「自分はできる」とポジティブに受け止めて行動に移すことができる力が高い状態にあれば、病気も回復に向かうという考え方を書いてみた。
入院患者が退院後も安心して療養生活を送るためには関係する職種間の密な連携が欠かせない。その要となるのが退院前カンファレンスだが、2018年度の診療報酬改定で充実された「退院時共同指導料」が連携の強化に一役買っていると語る退院支援看護師の話を紹介する。
骨粗鬆症リエゾンナース、正式には骨粗鬆症マネージャーの看護師さんと話す機会があった。超高齢社会のこの国にあって要介護や寝たきりにつながりやすい骨折予防に骨粗鬆症対策は重要だ。骨折のリスク管理を中心とするその役割を彼女の話をもとにまとめた。
万全の注意を払っていても、針刺しや切り傷により肝炎ウイルスなどの血液媒介ウイルスに曝露し、感染リスクに直面することがある。幸い最近は、事前のHBVワクチン接種により、またHCVやHIVは事後対策の徹底により感染を防ぐことができるという話をまとめた。
妊娠中の女性は見逃せない研究結果が発表されている。妊娠中の野菜や果物類の摂取と生まれてくる子の情緒・行為・多動問題に関連があることが疫学調査で確認されたというのだ。日本人は西洋人に比べ、生の果物を食べる習慣が目立って少ない。それだけに注目される。
医学教育に「スチューデントドクター制度」があるように看護教育にも「スチューデントナース制度」をスタンダードとして導入してはどうかという話を書いてみた。この制度導入から14年となる山形大学医学部看護学科の先駆的取り組みの概要を紹介する。
米国などでは国家資格化している医師のパートナー、フィジシャン・アシスタント、通称「PA」だが、日本ではその案はあるものの、実現にはまだ道半ばだ。そんななか、独自にPA育成プログラムを立ち上げ、養成したPAを訪問診療に同行させている医師がいる。