患者のセルフアドボカシーと看護のかかわり
がん看護において「セルフアドボカシー」への視点は重要だが、この言葉にリアリティが感じられないとの声は多い。がん看護専門看護師の近藤まゆみさんは著書の中で、がんを病んでいることにひるむことなく、自分らしく生き抜いていくことと、説明している。
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がん看護において「セルフアドボカシー」への視点は重要だが、この言葉にリアリティが感じられないとの声は多い。がん看護専門看護師の近藤まゆみさんは著書の中で、がんを病んでいることにひるむことなく、自分らしく生き抜いていくことと、説明している。
動脈硬化や高血圧など生活習慣病予防の食事・生活指導に「患者の嗜好品」を取り入れる動きが出ている。たとえば「高カカオチョコレート」だ。嗜好品外来の開設に学び、看護にも、患者が「できること」として嗜好品への視点の大切さを伝えたい。
地域包括ケア支援システムの推進に伴い、病院看護師の退院支援はますます重要になっている。その役割は、退院支援の専門職に託しがちだ。だが、窓口の援助として、一般看護師に求められる役割があることを忘れてはならないだろう。
「退院支援」と「退院調整」は同じなのか、違うのか、違うとしたら何がどう違うのか。こうした疑問をいだきながら退院にかかわっている方が多いと聞き、その違いをまとめてみた。要は、看護師による意思決定支援を重視しているか否かにあるようです。
本庶佑医師のノーベル生理学・医学賞受賞により「がん免疫療法」への期待が高まっている。だが、「がん免疫療法」にはいくつか種類があり、なかには現時点で効果が科学的に実証されていないものもある。患者の正しい選択支援に必要なことをまとめた。
訪問診療医の小笠原文雄医師は在宅ホスピス協会の会長として知られるが、これまで1000人以上を在宅で看取ってきた。いずれも「めでたい最期」だったと語る。その秘訣が一冊の本にまとめられている。ふっと微笑みを交わす瞬間があれば……。
話し下手を気にして,「自分は看護師に向いていないのでは」と考える例も少なくない.しかし,話し上手よりも聞き上手のほうがむしろ対人力は高いとされる.聞き上手に徹することで,話し下手を克服してほしいと提案する.
小児と成人のはざまにある若者世代、通称「AYA」世代のがん罹患実態が初めて明らかに。白血病やリンパ腫など、発生頻度の少ないがんが多く、診断や治療上課題が多いのが特徴です。重要なライフイベントと重なる時期だけにケア面では特別な配慮が……。
退院して自宅に戻った患者のことが気になっている、との看護師さんの声をよく聞きます。退院後の生活に向けてあれこれ指導してきたがあれでよかったのか。伝えたことがきちんと実践されているだろうか、等々。そんな方は「退院後訪問指導」制度の活用を!!
気管挿管や気管切開により言葉で自分の意思を伝えられない患者とのコミュニケーションは、専用の機器を用いるなどさまざまな工夫がされている。しかしなかには、伝えるもどかしさから、意思表示を諦めてしまう患者もいるようだ。諦めさせない工夫をまとめた。
慢性的に持続する痛みは、痛み以外の多彩な症状を伴うことが多い。抑うつ不安、怒り、睡眠障害など。それだけに痛みの実態を理解するのは難しく、ケアに難渋することが多い。そこで、それを体験している人にありのままを語ってもらう取り組みが進んでいる。
エンド・オブ・ライフケアの一環としてアドバンス・ケア・プランニングへの看護のかかわりが求められるようになっている。その際、患者がおひとりさまの場合に増えている「最期のその先の葬儀について知りたい」への支援について、まとめてみた。
患者を看取った後のデスカンファレンスは、看取りにかかわった人たちのグリーフケア(悲嘆ケア)のひとつとして重要な意味を持つ。そこでは看取った後の自分たちのこころの動き、対象喪失感情を吐露し合いグリーフワークを行うのが理想なのだが……。
がん看護の深刻な課題として、「抗がん剤によるばく露リスクをいかにして防ぐか」がある。これについては、やや欧米に遅れをとったものの、最近になり防護ガイドラインなども作成され、予防策が普及しつつある。その概要を紹介する。
地域のケアチームと連携していく際の共通語として「国際生活機能分類」、通称「ICF」の理解が欠かせない。健康状態からもたらされる生活機能の状態のことだが、このICFの視点は、看護が大事にしている「その人らしさ」への視点と一致している。