看護師の寝坊・遅刻を防ぐおすすめ対策

寝坊・遅刻を防ぐ

「春眠暁を覚えず」という言葉があります。

本来は春の心地よい目覚めをうたったもののようです。

しかし、春に限らず心地よい目覚めの朝を迎えられる日ばかりではなく、なんとないけだるさや眠気の強さから、むしろ朝の目覚めは悪く、看護師さんも寝坊や遅刻が多くなるのではないでしょうか。

とりわけ交代制勤務の看護師さんは、日勤の朝はいうまでもなく、夜勤においても「寝坊しないように」「遅刻して同僚に迷惑をかけないように」と、さまざまな工夫をして勤務前の休息をとっておられるのだろうと思います。

そこで今回は、看護師さんの寝坊・遅刻防止策を、「目覚まし時計の選択」「二度寝の防止」「翌朝の目覚めをよくする対策」の3点に絞ってまとめてみました。

「アラーム音」ではなく
「明るい光」で目覚めよう

看護師さんに目覚まし時計は生活の必需品でしょう。

なかには枕元に2個も3個も置き、時間を多少ずらしてセットして、「寝坊をしないように」万全の対策をとっておられる方も珍しくないようです。あなたはいかがでしょうか。

目覚まし時計というと、これまでは大きな「アラーム音」で起こしてくれるタイプのものが主流でした。

そこに最近、音や振動ではなく自然光に近い明るい光で起こしてくれる目覚まし時計が加わり、学生やビジネスパーソンなどあらゆる年代で高い人気を集めているようです。

アラーム音とは、文字どおり「警告音」です。

熟睡中に突然襲ってくるけたたましい警告音は、こころと身体の両面に思いのほか大きなストレスを与えます。

自律神経の反応がノルアドレナリンの分泌を刺激して「身に危険が差し迫っている」という錯覚を起こし、半ば強制的に目覚めさせていることになります。

早い話が、ストレスによって目覚めているわけです。

体内時計を覚醒へとリセットしてくれる光刺激

これに対し自然光に近い明るい光は、体内時計を睡眠から覚醒へとゆっくりリセットしてくれますから、ごく自然なかたちでさわやかに目覚めることができます。

実際のところ私の周りでも、目覚まし時計を音刺激から光刺激に変えてみたところ、自然に、無理なく目覚めることができるようになり、寝過ごすことがなくなったという声が多く聞かれます。

あなたがもし寝坊しがちで、いつも時間ギリギリに起きて慌ただしく飛び出していくような日が続いているようなら、目覚まし時計を光のタイプに変えてみてはいかがでしょうか。

2021年11月には、光とアラームの両方がセットされた ルルド サンアラーム ホワイト が発売されています。

セットした時間になると、まずライトが徐々に明るくなり、光を浴びた状態でアラーム(電子音か小鳥のさえずりを選択可が鳴り、心地よく目覚めさせてくれるとのことです。

二度寝による遅刻は
目覚めの水分摂取で防止を

目覚まし時計に起こされて一度は目覚めることができたのに、セットをオフにしてそのまま寝込んでしまい、結果、遅刻してしまった――。

そんな苦い経験をお持ちの看護師さんも少なくないことでしょう。

先に紹介した光とアラームがセットされた目覚まし時計には、この二度寝の防止策として、光刺激の明るさに加え、次の段階としてアラーム音が用意されていますから、その心配は半減されるとは思いますが……。

それでも二度寝による遅刻が気になる方には、一度目覚めたら、とにかくすぐに起き上がり、コップ一杯の水分を摂ることをおすすめしたいと思います。

目覚めの水分一杯の効用

目覚めのコップ一杯の水分が、脳梗塞の予防をはじめ、さまざまなかたちで健康にいい影響をもたらしてくれることは改めて言及するまでもないでしょう。

便秘がちな方は、その予防にもつながるようです。

この場合の飲む水分としては、たとえば目を覚ますということでいえば、よくいわれるのが「冷たい水」でしょう。

でも、冷蔵庫から取り出してすぐの冷水は、起きたばかりの身体には冷たすぎて胃腸を刺激し、さらに体温を下げるというデメリットがありますから、寝起きの水分としてはあまりおすすめできません。

理想は常温の水分です。

それも、わざわざ起床後の貴重な時間に飲むのですから、ただの水や白湯ではなく、睡眠中に汗として失われた電解質も補えるものがおすすめです。

睡眠中に発汗などで失われた水分を補うための目覚めの一杯には、冷たい水がいいとの声もあれば白湯(さゆ)がいい、はたまたコーヒーや緑茶をすすめる人もいる。ホントはどうなのか、調べてみた。結果、水分だけでなく電解質も補えるドリンクが理想のようだとなった。

さわやかな目覚めは
熟睡による十分な休息から

昼夜の別なく一定の睡眠ののちにさわやかに目覚めるためには、睡眠により十分な休息がとれていることが大前提となります。

ところが、全国規模の調査で、看護師さんの約7割が仕事にストレスを感じていること、そのためほぼ3人に1人がなんとなくイライラしたり、憂うつな気分になったり、いつも眠気を感じているという結果が出ていることを、先に記事にして紹介しました。

そのストレスゆえに、看護師さんの多くに何らかの常用薬があるようです。

そのなかには、割合としては少ないものの「睡眠薬」や「精神安定薬」、さらには「抗うつ薬」を常用している方がいることも、この調査で明らかになっています。

快適な目覚めのために、多くの看護師さんが就寝前の入浴や寝具の工夫などにより睡眠の質を上げる努力を続けておられることでしょう。

それでもやはり薬に頼らなくてはなかなか寝つけない、あるいはアルコールの力を借りないと熟睡できないといった現実もあろうかと思いますが、寝酒*はやはり避けたい――。

*睡眠薬代わりの「寝酒」は、睡眠の質を高めるうえで欠かせないノンレム睡眠の深い眠りを浅くしてしまいます。加えて、寝酒の習慣はアルコール依存や肝障害につながりやすく、避けたいものです。

睡眠薬に頼る前に試したい機能性表示食品

そこで、医薬品の睡眠薬やアルコール類に頼る前に、休息・睡眠アミノ酸である「テアニン」と「GABA」を主成分にしており、睡眠の質向上とストレスの軽減効果が期待できる機能性表示食品 からだ想い ピースナイトなどを活用してみるのもいいと思います。

食品ですから医薬品にありがちな副作用や習慣性、依存性を医薬品ほど心配することなく飲んでいただけるのではないでしょうか。

ストレス緩和やリラックス効果により睡眠の質を高める効果の期待できるGABA(ギャバ)が主成分の機能性表示食品「ハウスウェルネスフーズ ネルノダ 」もおすすめです。

寝室に木のぬくもりを

なお、寝室の内装や建具類に木が多いとよく眠れるという調査結果も発表されています。

寝室に木製の家具を置くなどすると、精神的な安らぎが得られ、不眠症状の改善効果が期待できることを実証した研究を紹介する。同時に、改築や引っ越し、リフォームなどをしなくても、木材や木質材料に囲まれた睡眠環境をつくるヒント、また森林浴についても書いてみた。