免疫力アップや冷え対策に「ルイボスティー」を

ルイボスティー

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抗酸化作用が魅力の
ルイボスティー

最近、わが国のみならず、イギリスやドイツなどにおいても愛飲者が急増していると聞く「ルイボスティー」をご存知でしょうか。「すでに毎日飲んでいる」という方も少なくないでしょう。

実は私も、口当たりの良さが気に入り、この4~5年飲み続けています。友人宅で「南アフリカで不老長寿のお茶として多くの人に飲まれているらしいわよ」と聞き、初めて飲んだのがきっかけです。

ただ当初は、健康や美容面での効用といったことはあまり気にすることなく、コーヒーや紅茶、日本茶と同じ感覚で飲んでいました。

感染対策としてもルイボスティーを

ところが最近になり、ルイボスティーについて、「肌がきれいになる」とか「活性酸素(ほかの物質を酸化させる力が非常に強く、増え過ぎると正常な細胞を酸化させ、ダメージを与えてしまう)を抑える効果が期待できる」「冷え対策にもいいらしい」などとの報を、頻繁に見聞きするようになりました。「えっ、本当なの?」と調べてみたところ、報道はまんざら間違っていないようなのです。

ルイボスティーの茶葉の産地や栽培方法の違いによりその効用の度合いは微妙に異なるものの、活性酸素の過剰な増加を抑える「抗酸化作用」により、免疫力を高める等の効果が期待できるのは確かなようです。

そこで、何かとストレスが多く、また感染リスクが高い状況に置かれることの多い看護師さんに、セルフケアとしての免疫力アップや冷え対策に役立てていただければと考え、調べて確認できたことをまとめてみましたので、よかったら参考にしてください。

ルイボスティーには
多彩な天然ミネラルが

ご承知のように、日本人になじみ深い緑茶は、お茶の樹から摘みとった茶葉からつくられます。紅茶やウーロン茶も、製造過程での発酵の度合いが異なるものの、緑茶と同じお茶の樹の茶葉を原料にしています。

ところがルイボスティーは、ちょっと違います。「ルイボス」と呼ばれる針葉樹の葉、簡単に言えばマツやスギにみられる針のように細長い葉をもつ植物の、枝から落ちた葉を乾燥させてつくる飲み物です。

ルイボスの葉は、木の枝についている間は深緑色をしています。これが、葉が落ちる時期が近づくと、私たちの国では秋になると紅葉するツツジやモミジのように、赤褐色に変色し、やがて落葉します。

ルイボスティーが、きれいな濃いめの赤い色をしているのは、この枝から落ちた赤褐色の葉を原料にしているからです。

必須ミネラルがバランスよく含まれる

ルイボスは、南アフリカの最南端にある高原地帯のみに自生する大変貴重な植物です。この一帯は、世界でも有数の鉱物資源が豊富な地域で、ルイボスは、その土壌に含まれている鉱物性ミネラルをたっぷり吸い上げ、蓄えています。

当然その木で育ち、枝から落ちた葉にも鉱物性の天然ミネラルが豊富に含まれています。そして、その落葉からつくられるルイボスティーにも、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛といったミネラルが、バランスよく含まれているのです。

これらのミネラルはすべて、体内で合成することができないために、食事から毎日コンスタントに適量を摂り続けなければならない必須栄養素です。

ところが、朝食を抜いたり、ランチをコンビニなどのお弁当だけで済ますようなことを続けていると、どうしてもこれらの必須ミネラルが不足しがちになります。

そこで、たとえばノンカフェイン ルイボスティー を習慣的に飲むことで、その不足しがちなミネラルを補うことができるというわけです。ノンカフェインですから、飲む時間を制限されないのも魅力ではないでしょうか。

ルイボスティーの抗酸化作用が
免疫力アップに貢献

ルイボスティーは、ルイボスの原産地である南アフリカの先住民の間では、「万病を防ぐお茶」「不老長寿のお茶」として親しまれ、日常的に飲まれてきたそうです。ルイボスティーがそう呼ばれ、多くの人びとに愛飲され続けている根拠が科学的に解明されたのは、ごく近年になってからのことです。

体内で過剰になるとさまざまないたずらをする活性酸素を分解し、無毒化してくれることで知られる「SOD」と呼ばれる酵素があります。この酵素に非常によく似た物質が、ルイボスティーに含まれていることが判明したのです。

ちなみに「SOD」とは、Superoxide Dismutase(スーパーオキサイド・ディスムターゼ)の略。日本語で言えば「活性酸素除去酵素」となり、文字どおり抗酸化物質の一種です。

増えすぎた活性酸素は肌の大敵

活性酸素は、本来私たちのからだを防御するうえで必要なものです。ところが過度なストレスなどによって活性酸素が体内に増えすぎると、健康な細胞まで攻撃して、さまざまな健康障害をもたらすという困った性質があります。

最も身近でわかりやすい例でいえば、女性にとって大敵である肌のシワやシミは、増えすぎた活性酸素が原因です。がんや各種炎症も、さらには脳血管障害や心筋梗塞のような病気の原因となる血液中の過酸化脂質も、過剰になった活性酸素のいたずらです。

ちょっと話が飛びましたが、早い話、ルイボスティーに含まれているこのSOD様物質の抗酸化作用が、仕事上のストレスなどが原因で低下しがちな看護師さんの免疫力を、より高める手助けをしてくれるというわけです。

現在わが国で販売されているルイボスティーは、ほとんどが外国産で種類も多く、いざ手に入れようとなると、選択に迷うほどですが、有機栽培されたもの(オーガニック)を選ぶといいでしょう。

冷え性でお悩みならジンジャー(しょうが)入りを

また最近は、とにかく「冷え」が多いといわれる現代人向けに、からだを温めてくれるポリフェノールの「ジンジャー(しょうが)」と「ルイボス茶葉」をブレンドしたGass ジンジャールイボスティー もあります。

肝臓や腎臓への影響が気になる方へ

ところでルイボスティーについては、「肝臓や腎臓に悪い」と耳にし、気にしている方もいるようです。たとえば、ルイボスティーに含まれるピロリジンアルカイドがその原因とする説がSNS上で紹介されていたりもします。

しかし、ピロリジンアルカイドが含まれているのは、ルイボスティーだけではありません。私たちに馴染みの緑茶にも、また紅茶やウーロン茶、ハーブティー、さらにはコーヒー、そして蜂蜜などにも含まれています。

ただし、これらの食品や飲料によるピロリジンアルカイドの健康被害の報告はなく、また、仮に人体に有害とわかっているものを農林水産省や厚生労働省、さらには消費者庁が食品や飲料として認めるはずがありません。

安心して飲んでいただけるはずです。ただ、もともと腎臓が悪いとか肝機能が低下している方は、ルイボスティーに限らず嗜好品としてとって問題ないかどうかを、あなたの健康状態を把握している主治医に確認しておけばより安心でしょう。