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栄養バランスのよい食事を
手軽に摂取できる
「完全食」「完全メシ」
このところ「完全食」とか「完全メシ」という言葉をよく耳にします。正確な定義はないようですが、特定の栄養素のみを補うサプリメントなどと異なり、「1食分に健康を維持するうえで必要なすべての栄養素が過不足なく詰まっているバランス栄養食品」、つまり「完全栄養」食品を指すことが多いようです。
2010年代の前半から西欧諸国を中心に人気が高まり、5年ほど前からは、国産の「完全食」や「完全メシ」が売り出されたのを契機に、国内でも話題にのぼるようになり、すでに何種類も販売されています。
いずれの商品も、厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準」に基づいて作られていて、1日に必要なたんぱく質や脂質、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素の1/3程度をⅠ食でとることができるように工夫されています。
仕事に追われ「食事の時間を確保できない」とか「手間暇かけずにきちんとした食事をしたい」「健康のために栄養バランスを考えながら食事をしたいが、栄養学的な知識がないので実行するのはなかなか難しい」という方を中心に、手軽にバランスよく栄養を補うことができるとして、「完全食」や「完全メシ」が選ばれているようです。
33種の栄養素が配合された
日清食品の「完全メシ」
「効率的な栄養摂取が可能」として最近特に人気上昇中の「完全メシ」は、栄養素とおいしさの両立を追及して、食品大手の日清食品が2022年5月に発売を開始しています。
「日本人の食事摂取基準」で設定された全33種の栄養素を過不足なく配合した「【完全メシ】日清食品 カレーメシ 」、また麺類がご希望なら「完全メシ 日清 焼きそば U.F.O. 」、さらには冷凍食品の完全メシDELI 日清食品 冷凍5食厳選」など、2024年8月時点で40品が発売されています。
たとえば、忙しい朝はいつもコンビニのおにぎりなどのファーストフードで済ませている方には、女性向けに開発された完全メシの冷凍おにぎり ほぐし鮭と大葉 がおすすめです。
カロリーを1個196kcalと一般的なおにぎりより低く抑えてあるうえに、不足しがちな食物繊維2.6g、鉄1.3㎎、たんぱく質7.7gをはじめ、全33種の栄養素がギュッとつまった具だくさんおにぎりで、レンジでチンするだけで、朝からしっかり栄養をとることができます。6袋(1袋3個)で4950円(送料込み)ですから、1個275円とリーズナブルなお値段です。
いろいろな具を楽しみたい方には、「ほぐし鮭と大葉」に加えて「明太子と高菜」「ツナマヨ味など」6種がセットになった完全メシ 冷凍おにぎり 6種お試しセット があります。
袋から出して食べるだけの
主食用パンの「完全食」も
一方の「完全食」には、粉末を水に溶かして飲むドリンクタイプもあれば、主食を完全食にしたもの(パン、パスタ、中華麺)、あるいはスイーツ感覚で食べられる完全食もあり、自分の食事スタイルに合わせて選択することができます。
手軽さで言えば、袋から出してそのまますぐに主食として食べられるBASE FOOD(ベースフード)社のベースブレッド 完全食 がおすすめです。
もともとIT企業で働いていた創業者が、忙しくても健康にいいものを、簡単においしく食べたい、との思いから開発したとのこと。雑穀の味が濃い「プレーン」のほか、菓子パンのように楽しめるチョコレート味やシナモン味、メープル味などが用意されています。
1食分1袋(2個入り)で、植物由来たんぱく質27g、EPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸0.8g、26種のビタミンとミネラルなど、1日に必要な栄養素の1/3をとることができます。加えて、一般的なパンに比べ、プレーンタイプで36%、チョコレート味で30%の糖質オフというのは、ダイエット志向の方には何より魅力ではないでしょうか。
1~2分ゆでるだけのパスタ完全食も
BASE FOOD社の主食として食べられる完全食には、通常の麺のように1~2分ゆでる手間がかかりますが、「ベースフード ベースパスタ アジアン 」のようなパスタもあります。
ゆでた麺に、付属のパスタソース(ポロネーズソース&ピリ辛台湾ソース)をそのままかけて味付けして食べるだけ。時間的に余裕があるときは緑黄色野菜の上に載せていただけば、栄養アップにもなります。
完全栄養食はサプリメントでも
スーパーフードでもない
完全食や完全メシは、とかく「スーパーフード」と混同されがちですが、両者は全く別物です。スーパーフードは、栄養バランスというよりは、一般的な食品よりも一部の栄養素が突出して多く含まれている栄養価の高い食品のことです。
料理の食材として、あるいは健康食品として用いられることが多く、肝臓に効くとされるスルフォラファンを主成分とする「 国産ブロッコリースプラウト&ブロッコリー 」や「ヘンプシード」として知られるオメガ脂肪酸を多く含む麻の実などがその代表です。
ところで、栄養補助食品やサプリメントもとかく完全食や完全メシと誤解されがちです。
栄養補助食品もサプリメントも、不足しがちな栄養素を補うために成分を濃縮していたり、医薬品の成分を含んでいるものも多くあります。そのため、効果を期待してとりすぎたりすると、思わぬ健康被害が発生することがあります。
また、基礎疾患があり処方薬を服用している方の場合は、飲み合わせが悪く、思わぬ副反応を引き起こすリスクがあることから、日本医師会もホームページでとりすぎないように注意を促しています。→ サプリメントに頼りすぎて食事が疎かでは?
その点完全栄養食品は、食事としてとることを想定して作られていますから、よほど食べ過ぎない限りは安心して、栄養バランスのよい食事として活用していただけるはずです。
ただし、1日3食のすべてを完全食や完全メシに置き換えるのではなく、あくまでも普通の食事をサポートする感覚で利用することをおすすめします。また、利用する際は、食品個々のパッケージに記されている栄養成分表示をチェックすることをお忘れなく!!