食事の時間を確保できないときは「完全食」を

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必要な栄養素のすべてを
1食で摂れる「完全食」

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからなかった時期、医療の最前線で患者対応にあたる方々の置かれている過酷な状況が、テレビをはじめとする全メディアで連日のように喧伝(けんでん)されていました。特に深刻だったのが看護師不足――。

コロナ患者を受け入れているICUや病棟の看護スタッフは言うまでもなく、コロナ対応のためにスタッフが異動した病棟も、欠員が補充されないまま、「使命感で献身する看護師らの疲労困憊ぶりはもはや限界に近い」と、NHKの報道番組が報じていました。

ただただ頭が下がるばかり。そんな看護スタッフの方々に何かお役に立てる情報をお伝えできないものかと頭を巡らせていて、ふと思いついたのが「完全食」でした。

感染から我が身を守る免疫力を高めるには、毎日の食事がことのほか大切ですが、実際には「忙しすぎて食事の時間も満足に確保できない」という方がほとんどで、そんなときは、「健康に必要な栄養素のすべてをまとめて摂取できる」として注目の的となっている「完全食」を試してみるというのはどうかと思い、その情報を。

栄養バランスのよい食事を
手軽に摂取できる完全食

完全食とは「完全栄養食」のことです。正確な定義はないようですが、特定の栄養素のみを補うサプリメントなどと異なり、「1食分に健康を維持するうえで必要なすべての栄養素が過不足なく詰まっているバランス栄養食品」を指すことが多いようです。

2010年代の前半から西欧諸国を中心に人気が高まり、5年ほど前からは、国産の完全食が売り出されたのを契機に、国内でも話題にのぼるようになりました。国産の完全食は、すでに何種類か販売されています。

いずれの商品も、厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準」に基づいて作られていて、1食で1日に必要なたんぱく質や脂質、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素を1/3程度摂ることができるように工夫されています。

仕事に追われ「食事の時間が確保できない」とか「健康のために栄養バランスを考えながら食事をするようにしたいが、栄養学的な知識がないので実行するのはなかなか難しい」という方を中心に、手軽にバランスよく栄養が摂れるとして、完全食が選ばれているようです。

袋から出して食べるだけの
主食用パンの完全食も

完全食には、粉末を水に溶かして飲むドリンクタイプもあれば、主食を完全食にしたもの(パン、パスタ、中華麺)、あるいはスイーツ感覚で食べられる完全食もあり、自分の食事スタイルに合わせて選択することができます。

手軽さで言えば、袋から出してそのまますぐに主食として食べられるBASE FOOD(ベースフード)社のベースブレッド 完全食 がおすすめです。

もともとIT企業で働いていた創業者が、忙しくても健康にいいものを、簡単においしく食べたい、という思いから開発したとのこと。雑穀の味が濃い「プレーン」のほか、菓子パンのように楽しめるチョコレート味やシナモン味、メープル味などが用意されています。

1食分1袋(2個入り)で、植物由来のたんぱく質27g、オメガ3脂肪酸0.8g、26種のビタミンとミネラルなど、1日に必要な栄養素の1/3を摂ることができます。

加えて、一般的なパンに比べ、糖質がプレーンタイプで36%、チョコレート味で30%オフというのは、ダイエット志向の方には何より魅力ではないでしょうか。

1~2分ゆでるだけのパスタ完全食も

BASE FOOD社の主食として食べられる完全食には、通常の麺のように1~2分ゆでる手間がかかりますが、2種類のパスタもあります。

ゆでた麺に、付属のパスタソース(ポロネーズソース&ピリ辛台湾ソース)をそのままかけて味付けして食べるだけ。時間的に余裕があるときは野菜の上に載せていただけば、栄養アップにもなります。

完全食はサプリメントでも
スーパーフードでもない

完全食はとかく「スーパーフード」と混同されがちですが、両者は全く別物です。スーパーフードは、栄養バランスというよりは、一般的な食品よりも一部の栄養素が突出して多く含まれている栄養価の高い食品のことです。

料理の食材として、あるいは健康食品として用いられることが多く、肝臓に効くとされるスルフォラファンを主成分とする「ブロッコリースーパースプラウト」や「ヘンプシード」として知られるオメガ脂肪酸を多く含む麻の実、さらには生薬(しょうやく)の一つで、薬膳や漢方薬の素材としても知られる「クコの実」などがその代表です。

ところで、栄養補助食品やサプリメントもとかく完全食と誤解されがちです。

栄養補助食品もサプリメントも、不足しがちな栄養素を補うために成分を濃縮していたり、医薬品の成分を含んでいるものも多くあります。そのため、効果を期待してとりすぎたりすると、思わぬ健康被害が発生することがあります。

また、基礎疾患があり処方薬を服用している方の場合は、飲み合わせが悪く、思わぬ副反応を引き起こすリスクがあることから、日本医師会もホームページでとりすぎないように注意を促しています。
→ サプリメントに頼りすぎて食事が疎かでは?

その点完全食は、あくまでも食事として摂ることを想定して作られていますから、よほど食べ過ぎない限りは安心して、栄養バランスのよい食事として活用していただけるはずです。