スリムすぎることが悩み
そう語る女性は意外と多い
女性だけでなく最近は男性にも、少しでも体重を減らそうと、食事を制限したり、ジムに通ってからだを動かしたりと、日々努力している方がたくさんいると思います。
その一方で、逆にスリムすぎることが悩みの種になっている方も少なくないようです。
2018年の国民健康・栄養調査(厚生労働省2020年3月発表)では、男性は全体の3.7%、女性では11.2%が「痩せの状態」にあることが明らかになっています。
20代日本人女性の22.3%が痩せている
とくに20代の女性ではその値がダントツに高く、22.3%となっています。およそ5人に1人以上が痩せている計算になります。
その職業別データは、残念ながらありませんが、看護師さんには交代制勤務により食事が不規則になりがちなうえに心身ともにストレスが多いことなどを考え合わせると、スリムというより痩せすぎという表現がぴったりの方が意外と多いのではないでしょうか。
実際の体重やBMIと見た目の状態とはイコールではありませんが、この調査でいう「痩せの状態」とは、BMIが18.5㎏/㎡未満で「低体重」と評価されるケースです。
ご承知のようにBMIとはボディマス指数(Body Mass Index)、つまり体格指数(「肥満指数」とも言う)です。
体重(㎏) ÷ {身長(m)× 身長(m)}の計算式で割り出されますが、この値が18.5~25未満であれば「普通体重」と評価されます。あなたはどうでしょうか。
最近は、タニタ 体重・体組成計 インナースキャンのような乗るだけでBMIが表示される体重・体組成計もありますから、定期的にチェックしてみてはいかがでしょう。
遺伝的に太れない体質だからと
太ることを諦めていませんか
スリムになりたいからとダイエットに挑戦している方には、「痩せすぎているから少し太りたいのに、なかなか太れない」という悩みは理解できず、「贅沢な悩み」と受けとめる方もいるのではないでしょうか。
しかし、BMI値がずっと17前後だという知人のMさんは、25歳という年齢もあり「女性らしく少しふっくらしたい」といいます。
「痩せすぎていて細すぎる腕が目立ってしまうのでノースリーブや襟ぐりが大きく開いた服などのおしゃれが楽しめない」「実年齢より少し老けてみられることが多い」といった悩みがあるとも話しています。
こうした悩みを友人や職場の同僚たちに理解してもらえず、むしろ「スリムでいいわね」などといわれてしまうことが、実は一番の悩みなのだそうです。
やせの背後に深刻な病があることも
血色が悪く見えることから、不健康な印象を持たれることも悩みの一つだそうです。
実際Mさんのような状態では、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)など代謝亢進性の内分泌疾患や潰瘍性大腸炎、あるいはがんなどの深刻な病気が背後に隠れている場合があります。
精神面でも、看護師という仕事柄、長引くストレスや睡眠トラブルなどから摂食障害に陥り、さらに痩せていくリスクも考えられます。
とはいえMさんは看護師さんですから、このような病気からくる痩せであれば何らかのサインを自覚しているはずです。
ところが、幸いなことに今のところとりたてて異常はないとのことです。
「食事は自分なりにきちんと摂っているつもりです。でもなかなか太れないのは、遺伝的に太れない体質だからと思って、半ば諦めてしまっている……」といいます。
遺伝的体質と病気のリスクがわかる遺伝子検査
Mさんには、安心のためにも一度きちんと内科でも受診してみてはどうかと、何度も話してはいるのですが、なかなかその気になってもらえないでいます。
そこでつい先日、受診することに抵抗があるなら、最近人気の高い自宅にいながらにして受けられる遺伝子検査を一度受けてみてはどうかと提案してみました。
郵送検診の要領で、遺伝的体質や病気のリスクを知ることができるというものです。
このタイプの遺伝子検査は数社が行っていますが、そのなかで、検査結果からリスクがわかるうえに、結果に応じた医師や管理栄養士による生活上のアドバイスも受けられるという「MYCODE(マイコード) ディスカバリー」体質(体型・肌質 等)の遺伝的傾向や祖先のルーツから知り得なかった自分を発見できるエントリーパッケージをすすめてみました。
Mさんからからは、「気にかけていただいてありがとうございます。かねてから気になっていた検査なので申し込んでみます」との返信メールが届いたところです。
腸内環境にアプローチするサプリで
健康的なふくよかさを
Mさんから先の返信メールを受け取った数日後、私はパートナーと一緒に、彼の後輩にあたるそろそろ40歳という男性の結婚披露宴に出席しました。
10歳以上も離れた若い女性を射止めたことが仲間内で話題になっていたカップルですが、その席で花嫁の姿を一目見て、私は非常に驚きました。
それは嬉しい驚きでした。
彼女をフィアンセとして紹介されたのは、確か10か月ほど前の酒席でしたが、その際には、彼女のあまりものスリムさと顔の血色の悪さに弱々しさを感じ、「彼女で大丈夫なのかしら?」と、正直心配になったものです。
ところが結婚式当日の花嫁姿の彼女は、心なしかふっくらしていたのです。
ウエディングドレスは広く襟ぐりが開いていましたが、手にしたブーケで少し隠れてはいたものの、鎖骨が目立つこともなく、とても初々しい姿でした。
何よりも、笑顔が素敵で健康的に見えたので、ホッとしました。
管理栄養士が編み出した
健康的に太る栄養バランス
その後二次会の席で、思い切ってその嬉しい変化の理由を本人に尋ねてみました。話の内容によってはMさんに教えてあげようと思ったからです。
彼女の返事は、「彼にすすめられて、太るサプリメントを飲むようにしたら、体重が少しずつ増えてきた」とのこと。
その名前を聞いて帰ってネット検索をしてそのサプリを見つけました。
「みんなと同じように三食きちんと食べているのに太れない」と悩んでいる人を調査してみると、摂取カロリーや栄養素的には何ら問題ないもいものの、体内に摂り入れた栄養素の吸収力に問題があるとしか考えられないケースが多いことがわかっています。
この点に着目して、管理栄養士らにより開発されたのが、「健康的に太る」ことに特化して作られた【太るサプリ/太るプロテイン】です。
一見ココアを思わせる粉末には、たんぱく質として低分子化したプロテインを使うことにより、消化・吸収力のアップが図られています。また、満腹感に影響を与えない果糖を使用して、たくさん飲んでも血糖値を上げない工夫をしたり、食欲を促すためにスパイスとして国産の生姜を加えたりもしています。
こうした身体的な側面からの工夫に加え、太れない原因の一つとして痩せ型タイプの人には気疲れしやすい傾向があることを重視して、さまざまなストレスに対処するカカオポリフェノール(ココアパウダー)やGABA(ギャバ)を含む国産発芽米も加えるなど、心身両面から太るための工夫が詰め込まれています。
1回分が1袋に収められていますので、牛乳に溶いて飲めば、痩せすぎていてなかなか太れない悩みを解消してくれるのではないでしょうか。
太れなかった知人がエビオス錠で少しふっくら
なお、私の知人で、やはり太りたくても太れずに悩んでいた女性が、エビオス錠でふっくらしてきたという話をこちらで紹介しています。参考にしていただけたら幸いです。