認知症の人の意思決定支援にガイドライン
認知症であっても本人の意思を尊重して尊厳を守りたい、との思いから、認知症の人の意思に近づく努力が続いている。が、どこまで本人の意思に沿えているかの課題が残るなか、その手立てを示すガイドラインが公表されて1年が経つ。その活用は進んでいるのか……。
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認知症であっても本人の意思を尊重して尊厳を守りたい、との思いから、認知症の人の意思に近づく努力が続いている。が、どこまで本人の意思に沿えているかの課題が残るなか、その手立てを示すガイドラインが公表されて1年が経つ。その活用は進んでいるのか……。
身体拘束に頼らない看護の実現は口で言うほど簡単ではない。その秘訣を、高度急性期でも拘束ゼロを達成した金沢大学附属病院の取り組みをまとめた一冊の本を通して紹介する。「患者を人として尊重する」「患者とのポジティブな関係構築」の2点にあるようだ。
高齢入院患者の「点滴による中毒死事件」発生から1年10カ月後、残念ながら逮捕されたのは当時の担当看護師だった。「消毒液を点滴に混入」したとのこと。現場の状況がわかるにつれ、看取りの後にグリーフケアが行われていたら、と悔いる気持ちが募る。