
遺伝性乳がん患者の予防的切除に初の保険適用
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)による乳がんや卵巣・卵管がんを発症している患者に行われる予防的切除に健康保険が適用されることになった。当面は遺伝カウンセリング体制などが整備されたがんゲノム医療の拠点病院等にかぎられるが、未発症では対象外との課題も。
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遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)による乳がんや卵巣・卵管がんを発症している患者に行われる予防的切除に健康保険が適用されることになった。当面は遺伝カウンセリング体制などが整備されたがんゲノム医療の拠点病院等にかぎられるが、未発症では対象外との課題も。
通常の妊婦健診で行われる出生前診断に加え、最近は一部の妊婦対象に「新出生前診断」が行われる。その結果、胎児が病気や異常をもつ可能性があることを指摘されると、親は妊娠を継続するかどうかの決断を迫られることになる。その際の支援に役立つ冊子を紹介する。
医療分野における遺伝子解析技術の進歩には目を見張る。遺伝にまつわる意思決定支援を看護師に求められるケースもこの先増えることが予想される。誕生した5人の遺伝看護専門看護師はその先陣だが、遺伝診療の特殊性は看護師なら認識しておきたい問題だ。