
デスカンファレンスと看護師のグリーフケア
患者を看取った後のデスカンファレンスは、看取りにかかわった人たちのグリーフケア(悲嘆ケア)のひとつとして重要な意味を持つ。そこでは看取った後の自分たちのこころの動き、対象喪失感情を吐露し合いグリーフワークを行うのが理想なのだが……。
超高齢化時代の今、病院でも地域でもさらなる活躍が期待される看護職の方々のワーク&ライフ両面から「看護力アップ」を応援するサイトです。
患者を看取った後のデスカンファレンスは、看取りにかかわった人たちのグリーフケア(悲嘆ケア)のひとつとして重要な意味を持つ。そこでは看取った後の自分たちのこころの動き、対象喪失感情を吐露し合いグリーフワークを行うのが理想なのだが……。
高齢入院患者の「点滴による中毒死事件」発生から1年10カ月後、残念ながら逮捕されたのは当時の担当看護師だった。「消毒液を点滴に混入」したとのこと。現場の状況がわかるにつれ、看取りの後にグリーフケアが行われていたら、と悔いる気持ちが募る。