
コロナ禍で考える「情報リテラシー」のこと
トイレットペーパーやポビドンヨードのうがい薬等々、コロナ禍で人々が情報に振り回される騒動が続いている。健康や医療に関する情報リテラシーについては、意思決定支援の場でも課題となることが多いと聞く。高めるには医療者サイドからの正しい情報提供が必須なのだが……。
超高齢化時代の今、病院でも地域でもさらなる活躍が期待される看護職の方々のワーク&ライフ両面から「看護力アップ」を応援するサイトです。
トイレットペーパーやポビドンヨードのうがい薬等々、コロナ禍で人々が情報に振り回される騒動が続いている。健康や医療に関する情報リテラシーについては、意思決定支援の場でも課題となることが多いと聞く。高めるには医療者サイドからの正しい情報提供が必須なのだが……。
新型コロナ感染症(COVID-19)は入院患者から家族や大切な人との面会の機会を奪い、特に終末期患者には「このままもう会えないかもしれない」不安を与えている。そこで立ち上がった全国の緩和ケア医の有志による「テレビ電話面会」の普及に向けた活動を紹介する。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除となり、経済活動が再開される。オフィスでも店舗でもアルコール消毒製品が必須だ。その転売が法的禁止となったが、入手は依然として楽ではない。代用品として使えることが確認された界面活性剤入り洗剤を紹介する。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け全国に発令されていた「緊急事態宣言」が東京など8都道府県を除く39県で解除された。ただ、これはあくまでも通過点であり、3密の回避やマスクの着用など「新しい生活様式」により、ウイルスを警戒した生活を継続する必要がある。
新型コロナ感染の有無を15分程度で調べられる抗原検査の検査キットが薬事承認された。ただ精度に難があり「陰性」と出た際はPCR検査で確定診断する必要がある。出口戦略には「抗体検査」が欠かせないが、現存の検査キットの精度にはやはり問題がある。新キットに期待が…。
ナイチンゲール生誕200年の記念すべき日を、新型コロナウイルスとの闘いの真っただ中で迎えることになった。折しも英国政府は感染者のための仮設病院を「ナイチンゲール病院」と命名。改めて、看護実践者及び統計学者としてのナイチンゲールを彷彿させられる。
新型コロナウイルスの感染が疑われる人が相談・受診する目安の改定が行われ、厚労省から発表された。「37.5度以上」という基準が削除されるなど、相談するハードルが低くなったことで、PCR検査につながりやすくなることが期待される。残る課題は、検査体制の整備だ。
新型コロナウイルスのパンデミック下にあり、「感染防止にビタミンDのサプリメントがいい」との情報をSNS上で見かけるが、事の真偽はどうなのか。日本栄養士会の会長が先日発表したメッセージにその根拠を探ったが、やはりバランスのいい食事と日光浴が推奨されている。
COVID-19対策としての緊急事態宣言下にあり、減少した売り上げを補完しようと、テイクアウトなどに取り組む飲食店が増えているが、懸念されるのは食中毒だ。COVID-19対応で手いっぱいの医療現場をさらに混乱させないよう、食中毒予防についてまとめた。
COVID-19対策の感染防護具不足が世界的に深刻だ。国としても国内生産を急ぐなどして現場に1枚でも多く届けようとしている。同時に、N95マスクなどの不足時には例外的な取り扱いを容認し、その際の留意点をまとめ、全国に通知している。その概要を紹介する。
高血圧患者はCOVID-19に罹りやすいといった、根拠のない情報が飛び交っている。日本高血圧学会は国際高血圧学会の声明を紹介して、確かな話ではないことをアピール。同時に、緊急事態宣言下で高血圧患者が日常生活で留意すべきことを公表している。その紹介を。
新型コロナウイルス感染症の感染対策としてのマスク着用につき、WHOは指針を修正し、咳エチケットの効用を認める見解を新たに明記。これを受け、米国CDCもマスクの着用を推奨。欧州各国も同じ動きを見せている。布製マスクにも言及しているこの指針を紹介する。
院内感染対策の基本は、すべての患者に例外なく実施する「標準予防策」だ。新型コロナウイルスの感染拡大に無症候性感染者が多少でも関与していることを考えると、標準予防策の徹底が求められる。その実施において勘違いしがちな点を中心に再確認の意味でまとめてみた。
普及が進まないオンライン診療が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い注目を集めている。感染すると重症化しやすい慢性疾患患者の受診での感染源接触リスクを防ごうと、定時処方のオンライン診療・服薬指導について、手続きが簡略化され、利用しやすくなっているという話を。
政府の新型コロナウイルス感染症対策基本方針では、感染者が大幅に増えた際は、重症者が適正な医療を受けられるよう軽症者には在宅療養を促すとしている。この在宅における感染対策が、市民向け「感染予防ハンドブック」にまとめられている。患者指導に是非活用を!!