
「公認心理師」誕生へ、看護師との連携は?
国家資格の「公認心理師」の創設が決定し、おそくとも2年後には医療チームに参加してくることになる。彼らの専門性は、質の高いコミュニケーション力にある。医療知識がないのは課題だか、患者のQOL向上に向け、看護としてはどう連携していくのか。
超高齢化時代の今、病院でも地域でもさらなる活躍が期待される看護職の方々のワーク&ライフ両面から「看護力アップ」を応援するサイトです。
国家資格の「公認心理師」の創設が決定し、おそくとも2年後には医療チームに参加してくることになる。彼らの専門性は、質の高いコミュニケーション力にある。医療知識がないのは課題だか、患者のQOL向上に向け、看護としてはどう連携していくのか。
院内感染対策上、看護師さんのマスク着用は避けられない。しかし、口元を大きく隠してしまうマスクは、看護師さんの表情を隠してしまい、患者とのコミュニケーションの妨げとなる。そこで「透明マスク」の登場となる。
訪問看護師のほぼ半数が、利用者やその家族などから暴力を受けていることが、調査結果として報道された。被害を受けた看護師の多くは、「病気のため仕方ない」とあきらめているのだが……。
「笑い」に免疫力を高める効果が期待できることは欧米での実験で確認されている。日本でも初めて、その実証研究がお笑い芸人の協力を得て行われ、その効用が確認されている。研究対象はがん患者だったが、認知症をはじめとする他の患者にも応用できそうだ。
接遇マナーと聞くと、接客作法のようなことだけをイメージしがちではないだろうか。もちろんそれも大事だが、むしろ看護師には、ハウツー的なマナーではなく、TPOをわきまえつつ相手の意に沿って向き合う基本姿勢を身に着けてほしい、との声を紹介する。
人の生老病死に立ち会う看護師は、日々ストレスフルな生活をしている。ノーマン・カズンズ氏が実証した「笑いの効用」を、看護師自らのメンタルヘルスケアに、また患者ケアに生かしてもらいたい。
看護師に求められる能力として、最近注目されているものの一つに「対人力」がある。概して「よい人間関係を築く力」と説明されるが、ときにそこに迎合する気持ちはないだろうか。一冊の本を通して、その能力に迫る。