
看護に生かしたい高齢者漢方薬治療指針
高齢者に漢方薬を使用するケースは増えている。西洋薬に比べ安全な薬というイメージが強い。しかし、副作用が懸念される生薬を成分にしているものは、漢方薬といえども油断できない。今回初めて作成された高齢者の漢方治療ガイドラインを紹介する。
高齢者に漢方薬を使用するケースは増えている。西洋薬に比べ安全な薬というイメージが強い。しかし、副作用が懸念される生薬を成分にしているものは、漢方薬といえども油断できない。今回初めて作成された高齢者の漢方治療ガイドラインを紹介する。
市川海老蔵氏による麻央夫人の乳がん闘病の公表から3か月。その間沈黙していた麻央さんが、ブログを再開して自身の心境を語り出した。がん患者からがんサバイバーへと変わった麻央さん。その背中を押したかかわりに、がん看護への期待が垣間見える。
古来から健康法として日本人が親しんできた「湯治」の考え方を、慢性腰痛の緩和に生かす手法を紹介する。理想は半身浴だが、短時間の入浴で済ませたいときは全身浴でも効果は期待できる。また、リラックス効果をもたらす入浴剤についても触れる。
時間にして1日の四分の一以上を睡眠に充てていることを考えると、腰痛対策に、睡眠中の姿勢や寝具類の見直しは欠かせない。腰に負担の少ない睡眠時の姿勢や、敷き布団・マットレス、枕について考察する。
社会の高齢化に伴い医療・福祉領域のスタッフに腰痛発生率が高まってきていることを受け、厚生労働省は「職場における腰痛予防対策指針」を改訂した。そこに加えられた「腰への負担の少ないケア方法」と静的ストレッチングによる腰痛予防体操を紹介する。
看護師に多い慢性腰痛には、安静よりも運動がいいことは今や腰痛治療の常識である。急性期を過ぎた運動療法として、脊柱をささえているインナーマッスルを鍛えて腰痛を改善する運動として、「ドローイン」と呼ばれるトレーニング法を紹介する。
看護師の職業病といわれる腰痛。原因疾患がないことを確認したうえでの、個人レベルでできる腰痛の緩和策として、4つのセルフケアと楽しんでからだを動かす時間を持つことを提案する。
人の生老病死に立ち会う看護師は、日々ストレスフルな生活をしている。ノーマン・カズンズ氏が実証した「笑いの効用」を、看護師自らのメンタルヘルスケアに、また患者ケアに生かしてもらいたい。
ストレス学説の提唱者、セリエ博士は、「ストレスは生活のスパイス」との名言を残している。要は、ストレスもつき合い方で薬にも毒にもなるということだ。ストレスの多い看護師に、その上手な付き合い方として、落語やパンチングボールによる発散法を提案する。
うつ対策は「薬と休養」で終わりがちだが、最近は「食事」の大切さも言われている。看護師のメンタルヘルスの一環として、功刀浩医師が勧める食生活の改善について紹介する。
看護師のメンタルヘルス支援の助っ人としてリエゾン精神看護専門看護師の存在がある。土壌を同じくする彼女らは、コンサルテーション手法により、看護師個々の悩みやつらい気持ちを解きほぐしてくれるのが特徴だ。
「飲んではいけない薬」など、医療に関するネガティブ報道が盛んだ。取り上げられる薬などは高齢患者が日常的に服用しているものが多く、マイナスの影響の大きさが懸念される。その不安を解く看護の在り方は……。
看護師に求められる能力として、最近注目されているものの一つに「対人力」がある。概して「よい人間関係を築く力」と説明されるが、ときにそこに迎合する気持ちはないだろうか。一冊の本を通して、その能力に迫る。
看護場面で遭遇する、患者・家族からの激しい怒りを鎮める方法として、某院長夫人がすすめる「確か」と「実は」という2つの言葉について紹介する。
病院勤務の看護師には交代制勤務が避けられないが、心身への負担を軽減する観点からシフトのあり方が見直されている。体に優しいとされ、看護現場で普及が期待される「正循環シフト」とは……。