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看護現場で直面する倫理的ジレンマの解き方

医療や看護の現場で仕事をしていると、さまざまなジレンマに日々直面することは想像に難くない。特に組織のはざまにいる看護管理者は倫理的に意思決定を求められる場面が多い。そんなときに倫理的にふるまう道しるべとして、勝原裕美子氏による本を紹介する。

認知症ケアに必須の「ユマニチュード」とは?

認知症患者と意思疎通を図っていくことに難しさを感じている看護師は少なくないだろう。そんな方に、フランス生まれの「ユマニチュード」というコミュニケーション技法を紹介したい。4つの技法により認知症者と人間関係を構築できたとする報告は数多い。

看護師は「死にゆく人との対話」が避けられない

助かる見込みがないことが明らかな患者を前にすると、何を、どう話したらいいのかわからず、ついその場から逃げようとしてしまうと悩む若い看護師に出会うことがある。なんとかしてきちんと向き合いたい、と話す彼女に、一冊の本を紹介した話を書いてみた。

意思決定支援に活かしたい「もしバナゲーム」

「もしものとき」を想定して、自分が大切にしたいことや残りの日々の過ごし方などを気軽に話し合うきっかけになればと、「もしバナゲーム」と呼ばれるカードゲームが二人の医師により作成された。患者とのアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)に活用を。

「死亡診断の看護師代行」が条件つきで解禁へ

在宅ケアの普及に伴い、現行の死亡診断書交付要件では死亡確認に手間取り、「穏やかに看取ることができない」との声が強くなっている。これを受け政府は、「死亡確認の看護師代行」を条件つきで解禁する方針を打ち出した。その経緯と今後の方向をまとめた。