退院支援における看護師とMSWの役割分担
退院支援担当看護師とMSWとが連携して退院支援を行うケースが多い。お互いの専門性を尊重し合いながらの活動になるのだが、実務上重なる部分も多く、患者側に「このことはどちらに相談したらいいのか」と戸惑わせることが多いと聞く。その解決策は……。
超高齢化時代の今、病院でも地域でもさらなる活躍が期待される看護職の方々のワーク&ライフ両面から「看護力アップ」を応援するサイトです。
退院支援担当看護師とMSWとが連携して退院支援を行うケースが多い。お互いの専門性を尊重し合いながらの活動になるのだが、実務上重なる部分も多く、患者側に「このことはどちらに相談したらいいのか」と戸惑わせることが多いと聞く。その解決策は……。
お金の話はタブー視されがちだ。退院支援で患者サイドの意向がはっきりしないときは、医療費や介護費負担への心配が隠れていることがある。利用できる助成・支援制度の詳細はMSWなどに託しても、その入り口の支援として看護師が引き受けたいことをまとめた。
退院支援の担当になったものの、何から手をつけたらいいのかと迷う看護師に、退院支援看護師として5年の経験を持つ看護師が「私も使って役に立ったから」と勧める手引き書を紹介する。必要な書式等もあり、ダウンロードしてすぐに活用できるのがうれしい。
地域包括ケア支援システムの推進に伴い、病院看護師の退院支援はますます重要になっている。その役割は、退院支援の専門職に託しがちだ。だが、窓口の援助として、一般看護師に求められる役割があることを忘れてはならないだろう。
退院支援の重要性が認識されるようになり、看護師にその役割が求められるケースが増えている。病院勤務の看護師は概して、介護保険などの在宅ケアに関する情報に明るくない。そこでケアマネジャー資格を取得する看護師が増えているが、その効用を探った。
「退院支援」と「退院調整」は同じなのか、違うのか、違うとしたら何がどう違うのか。こうした疑問をいだきながら退院にかかわっている方が多いと聞き、その違いをまとめてみた。要は、看護師による意思決定支援を重視しているか否かにあるようです。
退院して自宅に戻った患者のことが気になっている、との看護師さんの声をよく聞きます。退院後の生活に向けてあれこれ指導してきたがあれでよかったのか。伝えたことがきちんと実践されているだろうか、等々。そんな方は「退院後訪問指導」制度の活用を!!